外套 ページ12
また、相も変わらず彼女の部屋へ
Aに逢いに
太「Aー、失礼するよ。」
『......』
あれデジャヴ?
いや、今回は違った
彼女は机に突っ伏し規則正しい寝息を立てていた
太「おーいA?」
『うーん、、、』
全く起きる気配が無い
さて、どうしたものか
『...っくしゅ』
不意に彼女が、寝ながらくしゃみをした
どうやら寒い様だ
太「ふむ、、、」
ならばする事は一つ
私の外套を彼女に掛けた
そしてそのまま部屋を後にした
ーーーーーーーーーー
夢主side
『ふあぁ、、、寝ちゃったなあ、、、ん?』
起き上がると、肩から何かがズルリと落ちた
『なんだろこれ?あっ、太宰くんの外套かな?』
私が寝ている間に部屋に来たみたい
『起こしてくれても良かったのになぁ。』
なんて不満を零しつつ、
彼に外套を返すべく立ち上がった
.
その頃の太宰ーーーーー
太「...へっくしっ!
...... 私の方が風邪引いたかな、、、」
6人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りん(プロフ) - リクエストしてもしいいですか[主人公が告白の練習していたら][芥川君と仲良くしていたら]お願いします (2020年1月13日 14時) (レス) id: f011f41edf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雛嬢 | 作成日時:2020年1月12日 21時