君だけの猫 (ページ4)

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○○「こうして、こうして、これでこう、できないかな。」

○○が好物のアレ、長いヤツ、

あぁパスタだ。
それ食うときに使ってるヤツ。

手に持たされて、肉に刺して。

・・・それで？

○○の顔を見る。

○○「ダメか。だよね。わかった。お口開けれる？あーん。」

口に運ばれる肉。

ウマいじゃん。柔らかいし。
普段からこれ食わせろよ。

バクバク食べて、満たされる。

○○「美味しい？」

シュプ「ずっとこれがいい。」

○○「あはは、うん、他にも色々試してみたいから、作るね。」

○○が俺の口元を拭いたら、お気に入りの場所に戻る。

○○「シュプ、そうだ、トイレだけ。ちゃんと教えなきゃ。」

シュプ「何だよ。」

脇を抱えられて、引きずられるようにトイレに連れてこられる。

○○「・・・なんかごめんっ！」

俺の服を脱がせて、座らされた。

○○「おしっこと、うんこは、出そうになったら砂じゃなくてここにきて、座ってするの。」

シュプ「あぁ、俺、人間のトイレすんのか。」

○○「うん、それで出したら、この紙で拭くの。お尻を。」

これでケツ拭いてんのか、お前。

カラッ、と回すと紙が垂れる。
スイッチが入る。

両手でからからからからから、と回す。

ヤベー、楽しー。

○○「あああああ！」

途中で止められた。

シュプ「やらせろ！」

○○「ダメ！もう。はい、立って！」

立ち上がると、また服を着せられる。

○○「・・・少しずつかなあ。」

シュプ「・・・ふん。」

ソファーに寝転がる。

ため息をついた○○が、ソファーにやって来て座る。

膝の上に乗ろうとしたけど、俺、デカいから頭だけ乗せた。

シュプ「・・・撫でて。」

○○「・・・甘えん坊さん。」

撫でられる。心地いい。

シュプ「俺、お前のこと好きだよ。」

○○「・・・そんな風に思っててくれたんだ。・・・私も大好き。」

シュプ「カリカリ飽きたんだけど。」

○○「あのカリカリが一番、安全で健康的なんだ。ずっと一緒にいたいから、我慢してくれる？」

○○の顔が下りてきて、俺の頭の匂いを嗅ぎながら顔を埋めてる。

シュプ「・・・可愛いから、許す。」

長くなった手で○○の頭を掴んで
俺の顔に近づけて、○○の唇を舐める。

俺も一緒にいたいよ。
お前と、ずっと。

いつまでも、ずっと。

──Fin.