君僕GAME２ [S.Shori] (ページ26)

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GAME60 ページ26

ー郁Side－

あ…､予鈴だ。

てことは､もう放課後か。

まだ眠っている勝利。

喉渇かないかな。

そう思ってお茶を買いに自販機に向かった。

｢郁ちゃんっ!!｣

保健室を出て歩いていたら聞こえた声。

振り向くと神宮寺くんがいた。

｢神宮寺くん､どうしたの？｣

｢勇太って呼んでって言ってるのに(笑)

んー､ただ郁ちゃんに

会いたかっただけ…かな★｣

相変わらずちょっぴりチャラい。

｢羽生田くん達と一緒じゃないんだね。｣

｢流されちゃった(笑)

そうっ!!今､羽生田達探してんのー。｣

と言った神宮寺くん

その時聞こえた声

｢ちょっと！岸っ!!!!｣

｢あれっ､自販機の前にいるの

羽生田くん達じゃない？｣

｢あ､本当だ！郁ちゃん､ありがと♪

郁ちゃんはどこ行くの？｣

｢あ､お茶買いに行こうと思って。｣

｢そうなんだ!!

そういえば､勝利も居なかったよね、

一緒に居たの？｣

｢うん､熱あるみたいで。｣

｢だから､保健室から出てきんだ？｣

｢うん｢あーっ!!神宮寺と郁ちゃんだー!!!!｣

大きな声で岸くんが叫んだ。

そして､追いかけていた倉本くんに捕まった

｢なにやってんのー､岸ー。｣

そう神宮寺くんが言うと

岩橋くんが

｢岸くんが､倉もっちゃんの

楽しみにしてたシュークリーム

食べちゃったんだよっ。｣

本当に面白い人達だなぁ…。

あっ!!速く保健室戻らなくちゃ。

ガタンｯ

選んだお茶を手に持って

｢じゃあ､私行くねっ！｣

そう神宮寺くん達に言った。

｢うん､ばいばい!!｣

そう皆返してくれて

また保健室へと歩きだした。

保健室の前に着くと

保健室の中から物音がした。

ガチャｯ

扉を開けると制服を直している勝利が見えた。

｢勝利､起きたんだ､調子どう？｣

私がそう言うと

｢大丈夫､熱も下がったみたいだし｣

｢そっかぁ､良かった｣

｢ありがとね､郁

さっきまで近くにいてくれたんでしょ？｣

｢うん､これお茶。｣

そう言って勝利にお茶を渡した

｢ありがと｢神宮寺郁さん至急職員室

まで来てください｣

と､放送がかかった。

あれ､何かしたかな。

｢勝利､一人で帰れる？｣

｢大丈夫､マリウスと約束してるから｣

｢そっか､じゃあお大事にね｣

そう言って職員室に向かった。

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明日と明後日は

沢山更新できると思います(*^^*)

是非読みに来てください！