厨二病男子、転生したら勘違いされた。【鬼滅の刃】【男主】

厨二病が十人。 ページ11

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「(しのぶちゃんが連れてきた男の子、凄くカッコいいわ…。)」

「どうして一般人を連れてきたんだ胡蝶！」

「派手なヤツじゃねぇな。却下。」

「彼を連れてきた理由は後程説明しますので少し落ち着いてください。」



………え、何これ。

あの後、カクシって言う人達の後ろを着いて行ったら何故か大きな屋敷の所に来ていた。そしていつの間にか俺の隣に居た胡蝶さん。本当に気配とか感じなかった。

ほんっとに最初から居ましたみたいな顔して俺の隣にいた。瞬間移動でも出来るのだろうか。



_______「Aさんはこの後の柱合会議に参加してもらいます。申し訳ないのですが、暫く私と一緒に居てくださいね。」


そう言われたのでこのまま胡蝶さんの周りをウロチョロしていると、その場に居た人達が胡蝶さんに話し掛けて冒頭に戻る。それより派手ってなんだ。却下ってなんだ。あれか？もっとチャラチャラしろって事？

派手な人の言葉の意味を悶々と考えているとその場にいた可愛らしい女性が話し掛けて来た。次いでに木の上に居たネチネチした人に睨まれた。解せぬ。



「あのっ、私甘露寺蜜璃っていいます！よろしくね！貴方はどうしてここに居るの？あっ、もし良かったらお名前教えてくれないかな？」

『えっ、あ、俺はAAっていいます。胡蝶さんに連れられて此処に来ました。』


自分の名前を良いながら差し出された手を握り返す。甘露寺さんの手を握った瞬間木の上の人の殺気がもっと強くなった。

(甘露寺に触れるなゴミ虫めが。今すぐその手を離せ。切り落とすぞ。)

なんか幻聴まで聞こえる様になってきた。めっちゃ物騒な事言ってんだけど。



「A君か！良い名前だねっ！！」

「甘露寺さん、早くその手を離してあげてください。伊黒さんの殺気が酷くてAさんが死にそうなので。」

『あぁ、いや別に…。(クラスメイトのリア充に向ける殺気もこれ以上に酷くて)慣れてるので…。』

「えっ？」

「……Aさん…。」


いやぁ、あれは酷かった。本当に。もう人一人殺せるよあの視線は。よくリア充耐えれてたなぁ…ハハ。



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