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108 刀鍛冶の里編 ページ8

『あ、鉄珍さーん!こんにちは!』

「よく来たな、まあゆっくりして行けや〜」


宇髄邸を出て刀鍛冶の里へと出向いた。
刀鍛冶の里は鬼に場所を知られないように隠されている。
鬼殺隊士ですら目隠し・耳栓をされ、どういった道のりでたどり着いているのかは全く分からない。
ちなみに産屋敷邸はもっと複雑だそうだ。

刀鍛冶の里の長に最初に挨拶をすると、後ろからも声がした。


「わぁ!やっぱりAちゃん居たのね!」

『蜜璃!』

「ふふっ、声が聞こえたから急いで来てみて正解だったわね!」


振り返ると目の前にいたのは、恋柱・甘露寺蜜璃。
後から知ったが煉獄の継子らしい。
私が柱になった時から仲良くしてくれていて、今では頻繁にしのぶと3人で甘味処に行くほどの仲だ。


「私これから温泉に行こうと思ってるの!よかったら一緒に行かない?」

『行く行く!でもその前に小鉄くんに挨拶に行ってくるね!』


甘露寺にはここで一旦待っていてもらい、鉄珍に小鉄の場所を聞いてすぐに彼の元へと急いだ。
向かうともう既に小鉄は作業に入っていた。


『小鉄くん!』

「Aさん!お久しぶりですね。依頼ありがとうございます!最終調整の頃にお呼びしますのでゆっくりしててください」


小鉄は10歳のわりによくできた子で、彼が打つ刀の持ちも良く助かっている。
挨拶をし終えると、甘露寺の所へ戻り2人で温泉へと向かった。

そういえば、2人でこうやって顔を合わせるのは柱合会議以来だ。
他の鬼殺隊士とは任務が同じにならない限り話すことはまず少ない。


「そういえばAちゃん!あの後、宇髄さんとは上手くやっているかしら?」


温泉に入ると、急に始まる色恋話。
さすが恋柱という感じである。
だが宇髄への恋をずっと応援してくれていたのは、紛れもなく彼女としのぶだ。

''あの後''というのは宇髄が鬼殺隊を引退したことだろう。


『やってるよ〜。昨日も御守り貰ったんだ。''屋敷へ帰ってくることだけを考えろ''って言われて』

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彩豊(プロフ) - こんにちは!凄くおもしろかったです!これかどんな展開になるか気になります_:(´ཀ`」 ∠):作者様の無理ないよう、更新頑張ってください!応援してます☆彡 (2022年10月24日 13時) (レス) @page50 id: 72022c3b56 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - Suzuさん» 更新した瞬間に見てくださってありがとうございます…!一瞬で間違い気づきました…ご指摘もありがとうございます!! (2022年1月22日 11時) (レス) @page31 id: b1ab138b18 (このIDを非表示/違反報告)
Suzu(プロフ) - めっちゃ読みやすくて大好きです!もう宇髄さんがカッコ良すぎて……さすがです! 竹刀を渡すところ、炭治郎が誕生日になっています(小声 (2022年1月22日 11時) (レス) @page31 id: 11ffe6e997 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 羽憐さん» ありがとうございます!更新はまばらですがこれからもよろしくお願いします! (2022年1月22日 11時) (レス) id: b1ab138b18 (このIDを非表示/違反報告)
羽憐(プロフ) - 今日読み始めたのですが、宇髄さんカッコよすぎますし、ストーリーも読みやすくて一気読みしてしまいました!!更新楽しみにしています! (2022年1月18日 21時) (レス) @page30 id: dc480b39e0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2022年1月8日 14時

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