鬼舞辻の癇癪・幻惑の血の香り�� ページ8
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道の真ん中を、大柄な剃髪の男と、小柄な長髪の男、三つ編みを肩から垂らした女の三人組が歩いている。小柄な男は泥酔しており、誤って鬼舞辻の肩に己の手をぶつけてしまった。
「痛っ…！何だてめぇ！」
「…………すみません」
頭を下げて、そのまま立ち去ろうとする鬼舞辻を、小柄な男が肩を掴んで引き止める。
「おい、待てよ！！」
「申し訳ないが、急いでおりますので」
鬼舞辻の歯牙にかけない物言いに気を悪くしたのか、男はヒックヒックとしゃっくりを繰り返しながら鬼舞辻を罵倒し始める。
「おいおい、随分いい服着てやがるなあ、お前。気に入らねぇぜ。
刹那、鬼舞辻の瞳孔が変貌し、腕を勢いよく振り上げた。その腕が顔に直撃した男は壁に寄りかかり、そのまま動かなくなった。
「おい！弟に何しやがる！」
大柄な男がズンズンと足音を響かせるようにして鬼舞辻に迫る。女は壁に寄りかかったまま動かない男に近づいて、息をしていないことに気づくと顔を蒼くした。
「あんた！！死んでるよ！やっちゃんが息してない！」
後ろを振り向いた女が目撃したのは、足を振り上げた白い帽子の男と、宙を舞う自身の夫の姿だった。
＋＋＋＋＋
この三人の関係性って何だろーね？
想像では、女の人と大柄な男の人が夫婦で、やっちゃんが義弟だけど…。まあ、この小説ではそういう設定ってことで。
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眠いちゃん - そして走れメロス…… (2023年4月5日 0時) (
レス) id: 07b28c2f89 (このIDを非表示/違反報告)
眠いちゃん - 続きが見たい… (2023年1月4日 21時) (レス) @page20 id: acdc06f415 (このIDを非表示/違反報告)
ツクモ@不定期更新(プロフ) - 璃羽雲さん» コメントありがとうございます。不定期更新ですが応援してくれると幸いです。もちろん、煉獄さんオチも書けますとも！承知致しました！ (2020年1月7日 9時) (レス) id: 616ee5bd45 (このIDを非表示/違反報告)
璃羽雲(プロフ) - いつも楽しんで読ませて頂いております！これからも頑張って下さい！煉獄さん落ちは書けますか？ (2020年1月6日 19時) (レス) id: e519b11f90 (このIDを非表示/違反報告)
ツクモ@不定期更新(プロフ) - 青海真珠さん» コメントありがとうございます！ひぇぇそんな恐れ多い...！！！＞＜(←褒められ慣れてないから人) こちらこそ、読んでくださってありがとうございます！！！不定期ですが更新頑張ります！！！ (2019年12月8日 10時) (レス) id: 616ee5bd45 (このIDを非表示/違反報告)
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