01. 始まり ページ2
私には親がいない。家族がいない。
最初からいなかったんじゃないかな。
:
まぁいいや。興味ないし。
今は自分のやらなきゃいけないことを…
(no side)
ももは5歳。(この時名前はないです)
生まれた時から親を見たことがない。
一人で山で育った。
そんなももなので、読みも書きもわからなく
喋ることもできなかった。
感情も特にない。自分を守る本能のみ。
しかし、人の話す内容はわかる。原因は謎。
ある日、雲取山に住んでいる竈門家族がもものいる星楠山にやってきた。
「お母さん！禰豆子とあっちに行ってきていい
？なにか、ここじゃない匂いがするんだ」
炭治郎は6歳。この時から鼻が良かった。
「炭治郎はとても鼻がいいのね。お母さん、全
然わからないわ…行ってもいいけど、お母さん
とお母さんの見えるところでね」
「わかった！行くぞ！禰豆子！」
「うん！」
4歳の禰豆子はあまり意味がわかっていない。
:
:
「うーん…こっちの方から匂いがする…」
ももは誰かが来ているのはわかってたが、熊だろうと思い、身を隠していた。
「あれぇ、誰もいないの？…怖くないよ。出ておいで！」
その言葉でももは熊じゃないと確信して、炭治郎たちの前に出た。
バサっ
:
「うわっ！？」
「わっ！」
「…」
しばらく沈黙が続いたが炭治郎が口を開いた。
「き、君…だーれ？な、名前は？」
ももは首を振った。
「か、家族は？」
またももは首を振った。
「えっ？！」
可愛そうだ……
「ここに…住んでたの？」
ももは初めて頷いた。
「えええ！？ど、どうやって？」
ももは首を傾げてみせる
「ど、どうしよう。俺達の家…来る？」
炭治郎はこの時からとても優しい子だった。
「禰豆子……？」
禰豆子はたくさん頷いている。
「そうだよな。じゃ、行こ！」
炭治郎はももと禰豆子の手を掴み、歩き出した
:
:
「え？」
ももは不思議そうな声をだした。
「おかーさん！おとーさん！」
「ん？どうしたの！？その子…」
「あっちにいたんだ。この子、名前も家族もないって山に住んでるってかわいそうだよ！一緒に住もうよ！」
最初は反対されたが炭治郎は折れなかった。
「炭治郎は優しい子ね…うん、一緒に暮らしましょ！」
「…そうだな」
「やったぁ！」
そしてももは炭治郎達と共に暮らすことになった。
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ベリコ(プロフ) - クリッチさん» コメントありがとうございます！すごく良いですよね、煉獄さん普通に惚れますよね！同じような方がいて良かった！！ (2020年10月19日 1時) (
レス) id: b1cadfaae4 (このIDを非表示/違反報告)
クリッチ(プロフ) - 私も今日無限列車編見に行きました！！今まで観た映画で1番感動したし、煉獄さんに惚れ直しました！もう最後はめっちゃ泣いちゃって、一緒に行った友達に心配されました笑 (2020年10月18日 22時) (レス) id: 488e25022e (このIDを非表示/違反報告)
さら - お返事貰えて嬉しいです♪最後まで楽しみにしてます！！これからも応援すてます！！ (2020年7月8日 6時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
ベリコ(プロフ) - さらさん» はじめまして!初コメント、ありがとうございます!!誉めてもらって凄い嬉しいです☆本当に励みになります!!本当にありがとうございます!!そして良ければこれからもよろしくお願いします!!!! (2020年7月7日 23時) (レス) id: 5e9914cb85 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして！！初コメント失礼します！！このお話とっても大好きです！！お話もとっても読みやすいです！！しかも落ちが義勇さん嬉しいです！！コロナまだまだ流行ってるのでお体には気を付けてくださいね！！続き楽しみにしてます！！ (2020年7月7日 22時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベリコ | 作成日時：2020年6月26日 19時
