刀で刺されたらなんか鬼殺隊に入る流れになった。

６話 ページ7

山「じゃあ、A。
　この部屋は好きに使ってくれてかまわないよ」


『え！？そんな…ダメです！』


山「いいんだよ。私は独り暮らしで
　ほかにも部屋は余ってるからね」


『でも…』


山「この部屋は使われないよりも
　使ってもらった方がいいと思うからねぇ」


『…ありがとうございます…』


そういうと満足したような顔をして山根元さんは部屋の扉に手をかける


山「あ、そうだそうだ。今Aが着ている服は
　 砂や泥が付いているからね
　 今から代わりの着物を取ってくるよ」


『え…ありがとうございます！！』


山根元さんが部屋を出て行ってから

自分の着ていた服を見てみると

山根元さんが言ったとおり泥や砂が付いている

きっと山根元さんの家の前に倒れていたせいだろう

こんな服で布団に寝かせてもらっていたのか


『申し訳ない…』


そのあと山根元さんは言葉同り着物を３・４着貸してくれた

再度お礼を言って貸してもらう


山「じゃあ、もう着替えな
　 それから、明日から修業を始めるよ」


『はい！』


大きな声で返事をすると

山根元さんは微笑んでから部屋から出て行った


『じゃあ、着替えようかな』


そうして着物に手を付けた時

ふと気付く





『私着物の着方知らないよ…』

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