玖ノ型─合同任務 ページ9
カラス「カァー！カァー！任務！任務！」
海人「任務！？」
藤の花の家にいた期間、僕は猛特訓した
絶対次は廉を、紫耀を、傷つけないように
カラス「渋谷の今はもう廃墟の孤児院に鬼が立てこもっている
その鬼は異能の鬼だぁ
気をつけてかかれぃ」
海人「わかった！ありがとう！」
カラス「現地にお前らと同じく癸の者が三人いる
その人と合同任務だぁ」
癸！？てことは前最終戦別にいた人達！？
海人「了解！今すぐ行きます！」
…………
廉「なぁ、ここやばない？
お化け屋敷やん」
紫耀「なんか怖いね…」
海人「そういえば合同任務の人って…」
岸「すいませーん！遅れましたー！」
じん「もー、玄樹が怖がるからー」
玄樹「だって怖いもんは怖いんだもーん」
海人「あ！やっぱり最終選別にいた人だ！」
じん「はい！俺、神宮寺勇太です！水の呼吸の使い手です！」
玄樹「僕は岩橋玄樹！恋の呼吸の使い手！」
岸「俺は岸優太！」
紫耀「あ、あのさ、岸くんさ…
呼吸…ないの？」
……！？それ禁句だよ紫耀！？
紫耀は未来から来たからあんまり色々わかんないから仕方ないけど、呼吸使えない人もいるんだよ！？
そして使えない人は大体その事気にしてるし！
最悪の初対面だぁー！！
廉「あ、き、岸さん？
あのね、紫耀は鬼殺隊のことがあんまりよく分かってないから…」
岸「え？なに？みんな何でそんな焦ってるの？
まさか俺が呼吸使えないの気にしてるって思ってる？
俺そんなこと全然気にしてないよ？」
え？
岸「俺呼吸使おうとすれば使えるけどさー、
誰かが作った技をやるなんて性に合わなくてさ
だからいつか自分で作った呼吸で戦うんだ！」
そ、そうだったんだな…
すごいなこの人…
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作者名：秋麗司 | 作成日時：2023年7月4日 18時
