漆ノ型─藤の花の家 ページ7
「はい、ついたよー」
「うわぁ!すっごいでかい屋敷!」
その藤の花の家は、ものすごく大きな屋敷だった
「いらっしゃいませ鬼狩り様
どうぞ中へ」
中から家の人が出てきた
「あっ…お邪魔します」
……
「お召し物でございます」
「お部屋でございます」
「お医者様でございます」
「すげー、この人ビックリするほどてきぱきやってくれるなー」
「だよね」
なんか僕みたいな剣士がお世話になってもいいのか…
「ご夕食でございます」
家の人に案内され、部屋の障子を開けると、そこには怪我をしたはずの廉が座って、白米を食べていた
「おっ海人ー」
「れ、廉!?さっきあんな重症負ってたのにめっちゃ復活してる!?」
「あー、あれね
あれさ、かなり出血してた割にはそんなに傷深くなかったんよね笑
海人も食べなよ!この人のご飯めっちゃ美味しいで!」
「廉っ…
ごめんねほんとに!次の戦いは僕が守るから!」
廉にぶつかるように抱きつく
「おいおい抱きつくなよー笑
ご飯こぼれるやろ」
「うわぁぁぁん!廉ー!」
その様子を、紫耀がふふふ、と微笑ましそうな様子で見ていた
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作者名:秋麗司 | 作成日時:2023年7月4日 18時