参拾弐ノ型─何かが起こる ページ37
海人サイド
「カァッカァッ！任務！任務！」
あの戦いから数ヵ月後
もう僕たちの怪我は治ってきた
てか治ってすぐ任務ってさ…
「任務？でもさぁカラス
なんで僕たちは原作みたいに柱稽古とか機能回復訓練とかやらないの？」
「それは…作者が書くのめんどくさいかr…」
「はいちょっとだまろーかカラス君？
僕には君を○すことだって出来るんやで？」
「うわぁ！司ぁ！
司の圧力半端ないな」
「僕はこの世界の神様みたいな存在やからね
まあ、このカラス君は僕が唐揚げにして食べるからさ！
じゃあね☆」
「あっ、ちょっと任務は！？」
「そうだそうだ、
任務は霊凶山にめっちゃ強い鬼がいるからそいつを倒せ、やで
ほんとはこれカラス君が言うはずやったのになぁ…
あっ、あと
…いや、これは言うのやめとくか
じゃあね☆」
「え！？あと何なの！？なんかあるの！？
…………行っちゃった」
司が言ってたあれってなんだろう…？
てゆうか嫌だなぁ
僕達あんなやつに書かれてるのか…
それに作者乱入なんて痛すぎだし
まあきっともうすぐ引退するから最後におもいっきり痛いことしたいんだろうな
てか、僕のカラスゥ…
ｶﾞﾁｬｯ
「海人」
「あっ、廉」
廉が部屋に入ってきた
「さっき、司がきとったやろ？
なんて言ってたん？」
「霊凶山に強い鬼がいるからそれを倒す任務と、
次の任務で何か起こるらしいらしいのと
あとカラスを唐揚げにするんだってさ」
「へー、そうなんや
ってはぁ！？何か起こる！？なんやそれ！？」
「僕にもわかんない…
あいつのことだし絶対ヤバいことしでかすよ
今回の任務はとにかく周りとかに警戒しよう…！」
「おん！」
「あとさ、
カラスの唐揚げって、美味しいのかな…？」
「知るわけないやろそんなん」
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作者名：秋麗司 | 作成日時：2023年7月4日 18時
