参ノ型ー初任務 ページ3
藤の花をくぐると、そこには3人の男の子と短髪の女の子がいた
男の子は、1人は紳士のように堂々としていて、もう1人はなんか大乱闘した後みたいになってて、最後の1人はめっちゃ震えていた
そして、その男の子達もすごいイケメンだった
鬼殺隊にも結構イケメンいるんだな…
「皆様、七日間お疲れ様でした
今から皆様には、階級のお話と、玉鋼を選んでもらいます
鬼殺隊には階級があります。あなた達は今1番下の、癸です
そして、玉鋼についてです……」
こうして僕たちは玉鋼を選んで、正式に鬼殺隊に仲間入りした
…
一方その頃
お館様は、縁側に座り
立派な庭を見つめながら微笑んでいた
「そうか、選別で5人も生き残ったんだね。
それと紫耀が追加で入って…そうしたら6人だね。
私の可愛い剣士達が
6人も増えたね…」
…
数日後
「やっと…届いたね…」
「やっと…届いたな…」
日輪刀が届いて、2人で刀の竿を抜く
「行くよ…?」
「おん…」
「「せーのっ!」」
ジャキン
「すげぇ…ほんまに色変わってる…」
「ね…」
僕の刀は向日葵のような黄色、廉の刀は闇のような黒色に変わった
見たこともないような不思議な刀を見つめていると、何処からともなく漆黒、というのが合う様な真っ黒なカラスが現れた
「カァーカァー任務!任務!」
「えっ!?もう任務!?今刀きたとこやで!?早すぎん!?」
カラス「任務!任務!銀座に鬼が出現!夜な夜な娘をさらっている!」
「娘を…さらってる…?」
カラン、と手に持っていた刀を落とす
「どうした海人…?」
「今すぐ行こう!銀座に!女の子をさらってるとか許せない!」
「あっ、おい海人ー!」
許さない、絶対に。
絶対、ぶった斬ってやる
僕たちみたいな運命を、たどってほしくないから…
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作者名:秋麗司 | 作成日時:2023年7月4日 18時