7話 ページ9
「どなたですか?」
時「Aさんまさか...希星くんじゃないよね?僕、仲良くなんて無理だよ。」
『希星を柱になんて考えてないですよ。あの子には教えなきゃならないことが山ほどあります。剣士としての実力、立ち振る舞い...私の力不足で彼はまだそこまで強い隊士には育っておりません。実弥さん以外の柱のみなさんと仲良くできるとも思えませんし。』
伊「まぁ、あいつは無理だろ。筋はいいが、立ち振る舞いが最悪だ。」
伊黒さんの言う通り筋はいいんだけど、柱のみなさんに暴言を吐き、しのぶさんや蜜璃さんをナンパする...
希星の言動は柱に取る態度ではない。
宇「なら誰を推薦するんだ?派手に言ってみろ!」
『しのぶさんの継子栗花落カナヲちゃんを推薦します。彼女は礼儀正しく、冷静さもあります。柱に匹敵するくらいの実力もあります。どうかご検討をよろしくお願い致します。』
胡「え、カナヲをですか?」
甘「いいんじゃないかしら?私は賛成します!」
「では、希星のことをこれからも頼むよ、Aさん。正式に栗花落カナヲを花柱として柱昇格ってことで僕からもひとつ。もう一人柱に昇格させたい隊士がいる。」
煉「よもや!それば誰ですか、御館様。」
「日柱として竈門炭治郎を推薦したいと思っている。それをみんなに認めてほしい。」
冨「...炭治郎をですか?」
「そうだよ、義勇さん。君が率先して炭治郎を柱にしてね。」
冨「御意。」
「では、今日の柱合会議はこれで終わり。戻っていいよ。」
こうして柱合会議は幕を閉じた。
私も正式に引退が決まった。
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作者名:あかりんご | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HQakaashirabu/
作成日時:2020年8月2日 17時