9話 ページ11
『送ってくれるんじゃなかったんですか?』
不「あァ?だから送っただろうがァ。」
『いや、ここ...風柱邸じゃないですか!』
実弥さんが家まで送ってくれると言ったので一緒に帰ったらついた場所は何故か風柱邸。
希星のこともあるのに、どうしよう...
不「心配すんなァ。希星には鴉飛ばしといた。」
いつの間に!?なんか抜け目ないよね、実弥さんって。しっかりしてるというか、ちゃっかりしてる。長男だから?かな?
不「今日は泊まっていけよォ。」
『えぇ...すごく急ですね。』
不「嫌なんか?」
『そ、そんなことないですよ。お世話になります。』
断れないのわかってるくせに...ずるいな、実弥さん。
一緒にいたい気持ちは私も強いけど、こうすぐにこの日が来るとね...色々と思うわけで。緊張してきた。
風柱邸には何度か来たことはあるが、泊まるのは初めてだし...
不「おい、何突っ立ってんだ。早く中入れよォ。」
『あ、すみません。お邪魔します。』
緊張で手汗が止まりません。
こういう時どうしたらいいのでしょう。
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作者名:あかりんご | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HQakaashirabu/
作成日時:2020年8月2日 17時