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15話 不死川side ページ17

Aが帰り、任務前に腹ごしらえしようと思い、定食屋に入ったら柱仲間の宇髄に会った。


話しかけられたからァ、相席することにした。





宇「あ、そういや星歌とはうまくやってんのか?」






俺は含んでいたみそ汁を吹き出しそうになった。





宇「おいおい、大丈夫か?」


不「大丈夫じゃねぇよ!てめぇがいらんこと言うからなァ...」


宇「いらん事って...派手に上手くいってないんか?」


不「てめぇに関係ねぇよ。」


宇「じゃあ星歌に聞くからいいや。」


不「いや、聞くなよォ。」






俺は渋々昨日のことを話した。





宇「お前、ヘタレだな!」


不「ほっとけェ。」


宇「女はな、守ってやらなきゃなんねぇが、たまには襲いたくなるだろ。」


不「まぁ、でもなァ...大事に思ってるし、してェんだよォ。」


宇「お前相当惚れてんなぁ!まぁ、あの星歌だしな、しょうがねぇか。」






Aはとにかく人気者だったァ。鬼殺隊の中で勝手に女神だとか天使だとか通り名まであったくれぇだァ。


ほとんどの隊士が思いを寄せていたし、求婚するやつだっていた。


ここにいる宇隨もその一人だァ。





不「なんか、悪ぃな。」


宇「お前、なんに対して謝ってんだ?星歌が選んだ結果だぜ、派手に生きろよ!次言ったらぶっ飛ばす。」


不「おう。」





俺がァ、しっかりAを守っていくんだァ。


あいつを悲しませなくて済むように。

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作者名:あかりんご | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HQakaashirabu/  
作成日時:2020年8月2日 17時

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