148.ありがとう ページ12
『お願いです。私に恋心を返して?一度奪われた苦しみがわかるなら...もし、好きな人を思う気持ちを忘れちゃったら悲しいの、わかるよね?』
「君は心が綺麗なんだね。」
鬼は泣いていた。
「俺も人間の頃君みたいな純粋で優しい子に出会えていれば何か変わったのかな?恋心返してあげる。だから、君が俺の頸を斬って?」
『さっきも話しましたが...鬼の頸を斬るのは嫌なの。』
「俺を倒さない限り返す術はない。」
鬼になってこの鬼のように我を持ってる鬼もいる。そういう鬼を斬るのはすごく痛ましい。
『ごめんなさい。次はいい人間に産まれて来てください。さようなら。』
私は鬼の頸を斬った!
鬼を倒すとすっとある人の顔が思い浮かんだ。
そっか私は...あなたのことが好きだったんだね。
やっと思い出せた。
全部終わらせた後にこの気持ちは伝えよう。
今は鬼舞辻無惨を倒すことに専念しよう。
『みなさん、ほかの皆さんが待ってます。先に進みましょう。』
悲「嗚呼、そうしよう。」
この戦いが終わったらこの気持ちあなたにきいてほしいです。
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作者名:あかりんご | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HQakaashirabu/
作成日時:2020年7月5日 17時