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98.奪ってやる ページ9

え、私に言ってるの?



「何を知らないふりをしてる、お前に言ってるんだ。」



好きな人...確かに最近自覚したけど...それがなんだっていうの?



『だったらなんだと言うのですか?』


「肯定するのか。だったら奪ってやる!お前のその気持ちを!」


伊「待て、お前の相手は俺達だ!」


「お前らは最初から興味はない。もう夜明けだ、時間もない。」



鬼が私の目の前に来た。



「血鬼術、無愛感!」



な、何この感覚は...何かを吸い取られるような...



「ここの住人からは手を引いてやる!」



そう言って鬼は逃げていった。


私は星回復の疲れからか意識を手放した。

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作者名:あかりんご | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HQakaashirabu/  
作成日時:2020年6月20日 16時

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