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96.悲しい鬼 ページ7

「に、人間!?鬼狩りか?」



たくさんの子供に女の人。見た感じ妊婦さんもいる。



伊「A子供と女の人の安全保護を!竈門達は俺と一緒に鬼を倒すぞ。」


『わかりました!』


竈「はい、伊黒さん!」


嘴「やってやんぜ!猪突猛進!!猪突猛進!!」


我「ほんとにやるのォ?」


『我妻くん、こんなにたくさんの女の人と子供が襲われてるのよ?許す訳にはいかないでしょ!』


我「許せない!」



単純だな...ここまで気持ちを声にできる人見た事ないかも。



『伊黒さん、この方達を避難させたら戻ってきます!それまでお願いします。』


伊「わかってる。」



この鬼、十二鬼月だ。上弦っぽい。


みんなきっと無傷じゃ済まない。


早く戻らなければ。



『みなさん、押さないでください。安全に避難しましょう!鬼が出た場合は私が狩りますから!心配しないで安全に戻りましょう!』



私の言葉がけに安心したように女の人も子供も走るのをやめた。


妊婦さんもいるし、子供も怪我すると大変だから。



よし、これで全員かな。全員を家に送り届けて私は伊黒さん達の元へ急いだ。

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作者名:あかりんご | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HQakaashirabu/  
作成日時:2020年6月20日 16時

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