120.お見送り ページ31
『煉獄さん、宇髄さん長期任務だから大変かと思いますが、気をつけて行ってらっしゃいませ。』
煉「うむ、見送り感謝する!」
宇「駅まで送ってくれたのは派手に感謝するけどな、Aナンパとか気をつけろよ!」
『大丈夫ですよ。話の通じない相手は物理的に黙らせますから。』
宇「いや、やめとけ。怖いから。」
『ふふ、冗談ですよ。お二人共今回は私がついていけないので、怪我をなされても回復はできません。気休め程度にしかなりませんがこれを。』
煉「ん?これはなんだ?」
『星のかけらというものです。私がいつも飲んでるものです。体力回復、後は細胞の回復に役立ちます。お二人を信用してないわけでもないですが、ついていけないとなると不安で。』
煉「ありがとう、必ず無事で戻ってくるからな。」
宇「俺らが行く前から泣くなって。」
『だってお二人共無茶しますもん。』
腹に穴空けたり、腕片方なくなってみたり。
その度に泣きそうになる。
宇「あーそのなんだ。今回は二人で行くしよ、なるべく早く帰ってくるから泣くな。」
煉「Aが俺を大事に思ってくれてるように俺もAが大事だ!あの時のように泣かせたりしない!帰ってきたら恋人になろうではないか!」
『話が極端ですよ、杏寿郎さん。』
煉「な、名前!?やっと名前で呼んでくれたのか!」
宇「ずるいぞ煉獄!俺だってな、四人目の嫁はAって決めてるんだ。」
『それは何回も聞きましたよ、天元さん。』
宇「は、派手にいいな!名前呼び。」
あの、二人とも声がデカすぎて周りにいる人がびっくりしてます。
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作者名:あかりんご | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HQakaashirabu/
作成日時:2020年6月20日 16時