115.派手に転けそうになった ページ26
冨「一人じゃないな、複数いるようだ。」
『手分けします?見るからに十二鬼月ではなさそうですが...』
冨「大きい鬼もいるようだが、大丈夫か?」
『あ、そうですよね...』
義勇さんと私の目と鼻の先に鬼がいる。でも、人数が多くどうするか相談中...
冨「Aは小さな鬼なら一掃できるか?」
『はい、できると思います。』
冨「ならばそちらを頼む。大きい鬼は俺に任せろ。」
『はい、頼みます。』
義勇さんと私が立てた作戦はこうなった。私はスピードが速いらしいので囮兼小さい鬼の一掃。義勇さんは大きな鬼の一掃。
後ろから来てるのに警戒心なさすぎな鬼だな...
『全集中 星の呼吸』
「「「お、鬼狩り!?」」」
『壱ノ型 流星群!』
「は、速い!避けれない!」
小さな鬼を一掃するのに成功した。
「な、何してくれてんだ小娘が!お前を喰う!」
『私を追いかけるのも結構ですけど、もう一人いることもお忘れなく〜』
冨「全集中 水の呼吸 参ノ型 流流舞い!」
義勇さんが鬼を倒した。
冨「Aはやはり速いな。ご苦労だった。」
『あ、いえいえ大丈夫でs』
あ、私飛び回ってた。そういえば...
ち、着地失敗する...転ぶ。
痛くない...
冨「足下気をつけろと言ったはずだ。」
『す、すみません。』
転びそうになったところを義勇さんが抱きとめてくれた。
冨「転ばなくてよかった。怪我はしてないか?」
『大丈夫です。義勇さん、ありがとうございます。』
冨「帰るか。」
『はい。』
何故か、あなたの隣を歩くのが心地よかった。
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作者名:あかりんご | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HQakaashirabu/
作成日時:2020年6月20日 16時