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114.冨岡さんと任務 ページ25

あの後私は二ヶ月で目を覚まし今日から柱稽古が始まるが、私は冨岡さんと任務に行くことになっていた。



『冨岡さん、お待たせしてすみません。』


冨「そんなに待ってなどいない。目覚めてから初めての任務だが、身体の方は大丈夫か?」


『いっぱい寝たから元気ですよ。』


冨「それはよかった。ゆくぞ。」



冨岡さんって普段無口だけど、私には結構話しかけてくれるイメージがある。



『あの、冨岡さん。』


冨「なんだ。」


『せっかく一緒の任務なんですから仲良くしましょうよ。』


冨「俺と星歌は仲良いだろ。」



え!?勝手に仲良しにされてた。いつからそんなことに...冨岡さんの頭の中では私は仲良しなのか。



冨「Aって呼んでもいいだろうか?」


『あ、はい。いいですよ!』


冨「俺の名前は義勇だ。」


『知ってますよ?』


冨「そう呼んで欲しい。」



ん?名前で呼んでってはやってるのかな?



『ぎ、義勇さん。』


冨「ムフフ」



なんだか嬉しそう。よかった。



冨「鬼がいるな...こっちか。A足場が悪いから足下注意しておけ。」


『はい、気をつけます。』

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作者名:あかりんご | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HQakaashirabu/  
作成日時:2020年6月20日 16時

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