四十七話 ページ3
甘「まったく、納得いかないわ!あのお店の人!」
時間は数分前に遡る。
今日から遊郭への潜入及び任務に出かける。
任務場所には列車に乗って行くことになった。
蜜璃さんがお腹空いた〜と言いながら近くの売店にカステラ屋さんがあり、私もそこで一緒にカステラを買った。
ここまでは良かった。
「お嬢さん、べっぴんさんだね〜おまけしといてやるよ!」
お店の人が私にだけカステラを多く入れたことにより蜜璃さんがご立腹状態になったのだ。
胡「まぁまぁ、そう怒らずに。」
甘「だってしのぶちゃん!私もAちゃんも似たような顔なのに!」
胡「うーん似てはないですよ。」
『蜜璃さん、よかったらカステラ私の分あげますよ!こんなに食べれませんので。』
甘「え?いいの?いただくわ!」
即機嫌が直った蜜璃さん。
それでいいのかな?
蜜璃さんは絶対花より男子派だね。
伊黒さんは頭抱えてどうしたんだろう...
『あ、みなさんもよかったらどうぞ!』
煉「うむ、いただこう!」
胡「ありがとうございます。いただきます。」
伊黒さんがカステラを取ろうとしたらしのぶさんが私が持っていたカステラの袋を取り上げた。
伊「胡蝶、何をする。」
胡「伊黒さんはあっちです。」
しのぶさんの視線の先には蜜璃さん。
なるほど、蜜璃さんからもらえと。
普段の伊黒さんからは想像できない...顔赤っ。
わかりやすい...
胡「電車が来ましたね。乗りましょう!」
煉「A、転ばないように...」
杏寿郎さんが言い終わる前に私は電車の段差で躓いた。
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作者名:あかりんご | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HQakaashirabu/
作成日時:2020年11月6日 18時