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煉獄杏寿郎side
やはりAのことが気になり、蝶屋敷に来た。
見つかれば怒られるだろうが、こればかりは仕方がない。
気になるのだ。
『よもや…Aはどこに…』
炭治郎「おさまれおさまれ…」
『む?』
ふと井戸のところで、水の中に頭を沈めたり出したりと奇妙なことをしている溝口少年を見つける。
…何をしているんだ?
『溝口少年!何をしているんだ?』
炭治郎「へっ…れ、煉獄さん!!」
『何故そんなに前かがみ…で……あぁ、なるほど!』
炭治郎「す、すみません、その、俺、鍛錬が足りないようで!!」
『いや、気にする事はない!溝口少年も年頃の男子だ!』
はははっと笑い飛ばせば、溝口少年も気まずそうながらも微笑む。
そこへAが手を振りながら走ってくる。
A「炭治郎ー!こんなとこにいたのか!大丈夫か?腹は痛くないか?」
炭治郎「Aさん…!お、俺は大丈夫です!その、」
A「本当?無理はしないでね…って、師範!なんでここに!まさか、着いてきたんですか!?」
『よもや、仕方ないだろう?気になったのだから!』
A「師範、過保護すぎますよ!!」
そう言えば溝口少年に稽古をつけると言ってたな。
…ん?
……もしや。
顔を真っ赤にしてAを見上げている溝口少年。
…よもや。
A「ごめんね、炭治郎。やっぱり急に後ろから抱きついちゃったからだよね?いやだった?」
炭治郎「え!?嫌とか、そんなんじゃ、なくて!!ただ俺の、その!!」
A「耳がなんとか言ってたよね!あ、うるさかったのかな!ごめんね!!」
炭治郎「ち、ちがっ…」
『……竈門少年?』
炭治郎「…ひっ!」
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chiaki0708(プロフ) - 尊死しました、、最高すぎて感情が着いていきません! (2021年9月28日 21時) (レス) @page29 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
shiba(プロフ) - あいひさん» がんばりますね!ありがとうございます!! (2020年6月21日 9時) (レス) id: 45bc59818c (このIDを非表示/違反報告)
shiba(プロフ) - むいむいさん» ありがとうございます!!がんばります!! (2020年6月21日 9時) (レス) id: 45bc59818c (このIDを非表示/違反報告)
あいひ - 面白いです!!この作品!!応援しています!!頑張って下さいo(`^´*) (2020年6月21日 1時) (レス) id: 1f3cc1e722 (このIDを非表示/違反報告)
むいむい(プロフ) - 楽しく見させてもらいました!本当に凄い面白いです!これからも応援してるよ!ヾ(o´∀`o)ノ (2020年6月1日 17時) (レス) id: 57dfd5ac90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:shiba | 作成日時:2020年5月27日 12時