蛇柱と天柱 弐

桜田「奈々拾参。」 ページ35

桜田「何でそうなるの。勘違いするなら最後までちゃんと
　 言葉を聞いてからにしてくれない。」



桜田「このシマヘビが。」


伊黒「今回悪かったのは俺だが蛇を侮辱するなA・・・！！」

伊黒「大体なんでシマヘビなんだ。」

桜田「しましまだから？」

伊黒「それは俺の羽織だろう、俺自体は縦縞模様などついていない。」



伊黒の誤解が激しすぎたということで一件落着。

まぁ紛らわしい言い方しちゃった私も悪いけどねぇ・・。笑



桜田「疲れたらお腹すいた！わらび餅食べに行こう！」


伊黒「俺は腹は減っていない。」


桜田「いーじゃないいーじゃない。蕎麦でも可。」


伊黒「蕎麦の方がいい。」


桜田「蕎麦の方がお腹いっぱいになるじゃない・・・。」


伊黒「無理に甘い物を詰めるよりかはマシだ。」


桜田「詰めるて・・・・。」



私達は街へ歩いた。









物陰side―――



胡蝶「何故あのお二人は恋仲ではないのでしょうか。」

冨岡「・・・・帰ってもいいか。」

胡蝶「駄目です、あっ、向こうへ行きましたよ。
　 私達も向かいましょう。」

冨岡「・・・・。」




　

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