伊黒「奈々拾肆。」 ページ39
桜田「・・・チョット、どういうことですかいな。」
伊黒「あの・・・、本当に何も覚えてなくて・・・!!」
そう言って泣き出す小芭内。
ちょいと遡ろう。
--------------
小芭内と鬼を斬っていた。
その日は随分と頭の悪そうな鬼ばっかりいた。
何十人いるんだろうか、と言うほどの大群。
桜田「鬼って群れないんじゃないっけ?」
伊黒「おい、A。雑魚だが油断はするなよ。」
桜田「シーマーセーンー。」
これでも柱。
馬鹿にされたくはないね!
伊黒「ッッ!!Aッ!!」
桜田「ん・・・?」
鬼「うらうらうらぁァァァァ!!!」
鬼「俺は頭はワリィがかったいんだえぇぇぇぇぇ!!」
まさかの後ろからの突進。
流石にそこまで馬鹿だとは。
避けるの面倒くさい。
このまま斬っちまおう。
―――ザァァァッッ!!
桜田「エッ?」
小芭内が盾になった。
滑り込んで私を庇ったのだ。
・・・ごめんね。小芭内・・・。
正直言って・・・。
・・・・・必要・・・なかったよ・・・・。(なんとも言えぬしわしわな顔。)
まぁ小芭内はぶっ倒れて。
私は鬼を斬って。
小芭内起きるまで待って。
やっと起きて。
第一声が
「あの・・・僕は誰ですか・・・?」
桜田「ンッ??」
そんで今に至る。
地面を触ったせいで鬼の血が小芭内の手にべっとりと付く。
小芭内はそんな自分の手を見て目を白くして倒れた。
・・・・・蝶屋敷行きだなこれ。
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仁 - 桔梗さん» ひゃっふぅ。(^-^ (2017年10月25日 22時) (レス) id: bc9c1dd6c2 (このIDを非表示/違反報告)
桔梗 - お疲れ様 (2017年10月21日 17時) (レス) id: 99f9ade5b5 (このIDを非表示/違反報告)
仁(プロフ) - ヨモギさん» 有難うございます!(●´ω`●) (2017年10月15日 23時) (レス) id: c21cec3906 (このIDを非表示/違反報告)
ヨモギ(プロフ) - 仁さん» 1章も昼間見てました!良かったですね、 (2017年10月15日 23時) (レス) id: 96e96e60af (このIDを非表示/違反報告)
仁 - ヨモギさん» 読みましたよ〜。憧れの仁さんて 笑 有難う嬉しかったです(^-^) (2017年10月15日 21時) (レス) id: bc9c1dd6c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:仁 | 作成日時:2017年8月21日 20時