気になるあの人《善逸視点》 ページ6
善逸「ねえ炭治郎。俺さ、紹巴さんすっごい美人だって会った時思ったんだ」
炭治郎「善逸〜、紹巴さんは想い人が既にいるぞ?」
善逸「いや、違うんだ。すっごい美人だったんだけど.... なんか、Aちゃん、だっけ?」
炭治郎「あぁ、Aさんね....って、善逸!!Aさんのこと、す、好きなのか!?」
善逸「いや、なんだろう.... 今までさ、女の子のこと好きになったことなんかたくさんあるんだ。ありすぎて困るくらい...... だけどさ。Aちゃんはなんか違う気がして....」
炭治郎「んー、違うってことは好きではないってこと?」
俺もわかんないよ。わかんないけど、なんか、あの日お茶会が終わって別れた時から、ずっと頭の中はAちゃんばかりなんだ。
Aちゃん、どこかで会えるかなぁ....
炭治郎「Aさん、今度の鬼の討伐来るらしいから会えるかも」
善逸「本当!?」
炭治郎「だからといって、Aさん探すのに夢中で鬼に喰われるんじゃないぞ!!有り得るからな善逸は!」
善逸「炭治郎、俺をなんだと思ってるの...」
炭治郎「え?善逸だと思ってる」
こんな笑顔で答えられても.... そういうことを聞いたんじゃないんだよなぁ
炭治郎って意外と天然かも...
はあ、次の鬼の討伐の内容、なんだっけな。
Aちゃん、会えるかなぁ。
15人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:蒼乃 | 作成日時:2021年1月4日 16時