3人との出会い ページ4
紹巴「ねえ、A。炭治郎くんって知ってる?」
『....誰?』
紹巴「最近入隊した子らしいんだけど、鬼舞辻無惨と接触したことがあるらしいのよね」
『無惨と!?』
柱ですら、鬼舞辻無惨と接触したことがある者はいない。
どうしてそんな、入隊したばかりの者が.....
紹巴「会ってみたいって思わない?A。」
正直、会ってみたい。....けど...
なんか嫌な予感がするんだよなぁ.....
紹巴「まあ、Aが嫌って言ってももうそろそろ来るけど」
!?!?!?!?
『お、おおおお、お、お姉様!?』
紹巴「やだぁ、そんなに焦らないで。そういえばお友達2人連れてくるとも言ってたわねぇ」
な、な、な、な、なんということ!?
私は今まで同年代との接触を避け、鬼を切ることのみに専念して、恋愛、友情を捨ててまで頑張ってきたのに、ここで3人と接触!?
紹巴「だってAったら、極端にお友達と連絡切ったり、必要以上の会話は絶対にしないじゃない?私心配になっちゃってぇ、」
なるべく干渉しないって約束しましたよね、私達姉妹は.....
???「し、失礼します!!!!」
『....どうぞ』
炭治郎「竈門炭治郎と申します!この度は、紹巴さんにお茶会に誘われ参りました!友人を連れてきても良いとのことだったので、善逸と伊之助を連れて参りました!」
伊之助「すっげええ!でっけえええ!!!広い!!!」
炭治郎「こら伊之助、失礼だ!まずは紹巴さんとAさんに挨拶!!」
伊之助「Aって誰だ?」
炭治郎「よよよよよ、よ、呼び捨てするな!!!Aさんは、13歳の時鬼殺隊に入り、どんなに強い鬼も倒してきた!大人よりすごいんだぞ!次の柱になるって言われるくらい人なんだ!!!」
伊之助「こんなちびっこいのが!?!??どう見たって俺より弱そうだぞ!?!?」
炭治郎「伊之助!!!!!」
....... 。なんなんだ、この騒がしい人達は。
『では、1戦やってみますか?』
炭治郎「Aさん!?」
伊之助「おおおおおお!!!やろう、やろう!今すぐ!!!!!」
紹巴「あらぁ〜、ふふふ」
炭治郎「つ、紹巴さん!!お願いします、止めてくださいいい」
紹巴「でも、もう少し見ていたいわねぇ。Aがこんなに人と干渉するなんて初めてなのよ。自分から1戦申し込むなんて.... 普段のAならありえないわ。」
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作者名:蒼乃 | 作成日時:2021年1月4日 16時