15 ページ15
.
「ただいま帰ったぞ!千寿郎!!」
「おかえりなさい、兄上!!ってその怪我は.......」
「大した傷ではない!気にするな!!」
こ、れは驚いた......煉獄さんにとても似ている.....
「はじめまして、煉獄千寿郎です」
「....はじめまして、佐久良Aです」
「貴方の事は兄上から聞いておりました...!」
千寿郎くんは小さいながらに品があり、声のトーンも落ち着いていて、とても可愛い。
煉獄さんとは大違いだ.....。
......煉獄さんには失礼だが。
なんて考えていると、
「可愛いだろう!!俺の自慢の弟だ!!」
と、とても嬉しそうに千寿郎くんの頭を撫でた。
私は一人っ子ということもあり、その光景がとても珍しく微笑ましかった。
____________
「さあ飯だ!」
「........!!!」
今にも倒れそうだった私はご馳走を目の前にして心が高鳴った。
「........わ....こんなにいただいていいのですか」
「もちろんだ!今日はお祝いだ!好きなだけ食え!」
「いただきます....!」
す、すごい量だ。
煉獄さんの分だけでも10人前くらいはあるだろうか...
千寿郎くんもあんな小柄なのに4.5人前くらいはある....
二人とも普段からこんな量を食べているのか....
それにしても___
うまい!うまい!うまいっっ!
本当に美味しそうに食べる人だなあ
「このお魚とても美味しいですね!」
「うむ!たくさん動いた後の飯は格別だろう!おかわりもたくさんあるぞ!」
「はい、ありがとうございます」
_____________
「ごちそうさまでした...!」
「もういいのか?!具合でも悪いのか?!」
「........これでも普段の二倍は食べていますよ」
「それではダメだ!!強くなれん!もっと食べなさい!」
「これ以上は食べれません.............」
千寿郎くんそんな煉獄さんと私のやり取りににこりと笑った。
.
とてもとても長い一日が終わった。
.
1836人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もち(プロフ) - ぶどうさん» ぶどうさん、はじめまして!コメントありがとうございます!煉獄さんの小説で初めて書いた作品なのでそう言っていただけてとても嬉しいです(*^^*)!優しい煉獄さんたまらないですよねえ(TωT) (2021年2月11日 21時) (レス) id: 825ae5ee71 (このIDを非表示/違反報告)
ぶどう - 面白いです!煉獄さんが優しくてキュンキュンしてます! (2021年2月7日 7時) (レス) id: 87d010c47c (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - tsukiさん» tsukiさん、はじめまして!そう言ってもらえてとても嬉しいです!!ありがとうございます^^続編も胸きゅんさせられるように頑張ります♪ (2020年12月6日 20時) (レス) id: 2fde58b1d2 (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - サミさん» サミさん、はじめまして!最高の褒め言葉ありがとうございます。嬉しいです。引き続きよろしくお願いします♪ (2020年12月6日 20時) (レス) id: 2fde58b1d2 (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - はむぼしさん» はむぼしさん、はじめまして!ありがとうございます!面白いのかなあと少し不安でしたがそう言っていただけてとても嬉しいです;;その後の関係も一生懸命考えているので少々お待ちください^^♪ (2020年12月6日 20時) (レス) id: 2fde58b1d2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:もち | 作成日時:2020年11月6日 17時