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第43話 鬼の毒 ページ46

2日後。
この日、私は朝から高熱に襲われていた。


ヤバい…。頭も痛いし、めまいもする。
私、どうしちゃったの?



激しく咳き込むと血が出てきたり、更には気持ち悪くなって吐いたりもした。



「大丈夫、Aちゃん!?」



善逸君が心配してくれたのか、私の部屋に来てくれた。



「今、お医者さんを呼んでもらってるけど治る気がしない。体がこんなに熱くなるの、初めて…。」


「Aちゃん…。これ、鬼の仕業かもしれない…。」


「えっ……?」



急にそんな事を言われて驚いてしまった。

鬼っていったらあの上弦の陸…?



「どういうこと?善逸君。」


「昨日のAちゃんは俺が構うヒマがないくらい忙しかったでしょ。
だから、昨日鬼がAちゃんに何か仕掛けることはできないと思う。

何かやったとするなら一昨日だよ。
その日はAちゃん見回りしてなくてゆっくりご飯食べてたんでしょ?
だから、そのご飯に鬼が毒を仕掛けたに違いない。」



嘘でしょ…。
って事は、毒に気づかずにそのままご飯を食べちゃったって事!?

しかもその日、私は久しぶりにご飯を全部食べた。だから毒の量は多い…。
私はなんて事をしてしまったと思い、あまりの恥ずかしさで布団に潜ってしまった。



「この事は、私から師範に伝えておく。
善逸君は今日、鬼に気をつけながら1日を過ごして。」


「えっ!?Aちゃんその体で大丈夫なの!?
俺、心配だよ!」


「大丈夫。まだいける。」


「……分かった。Aちゃんも無理しないでね。」



善逸君はそう言って私の部屋から出た。

第44話 遭遇→←第42話 手紙の主は…



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SAKURA(プロフ) - レイン様さん» 返信が遅くなり申し訳ありません。詳しくは設定Pt.2に書きました。それでも何か分からない場合は感想欄で教えてください。 (2020年8月20日 19時) (レス) id: 05c236c558 (このIDを非表示/違反報告)
レイン様(プロフ) - おばみつは上弦との闘いで死んでいます。お話の都合で生きていることになっているんですか?あと無一郎くんも。カナヲは童磨との闘いで失明してるので柱は務まらないと思います。ほかの人もかなりの重症ですよ。 (2020年8月20日 15時) (レス) id: 4db45bcbc3 (このIDを非表示/違反報告)
SAKURA(プロフ) - みるくプリンさん» ありがとうございます!早速読みにいきます! (2020年7月28日 20時) (レス) id: 05c236c558 (このIDを非表示/違反報告)
みるくプリン(プロフ) - お待たせしてしまい申し訳ありません!【続編】イベント参加者様の作品をアドバイスさせて下さい!と言う作品に書かせて頂きました。見て頂けたら嬉しいです。それと右の☆をポチらせて頂きました。 (2020年7月28日 19時) (レス) id: 7db76bcf0c (このIDを非表示/違反報告)
ユン - SAKURAさん» はい! 私のオリジナル作品の題名は、寄生虫の屋敷です。 続編や新作もありますので良かったら是非! (^.^) (2020年7月26日 10時) (レス) id: f12d7ff414 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:SAKURA | 作成日時:2020年5月11日 14時

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