8 コノフィツム ページ9
──何して遊ぼうか──
『んー、そうだなぁ…』
ご飯を食べたあと、外に出たいと言うのでこの山で僕が1番好きな、静かで女の子が好きそうな花が咲いてる場所に連れてきた。
『わぁ!綺麗!この山にこんな素敵な場所があったなんて!』
累「気に入ってくれたみたいで良かった」
月明かりに照らされたAは本当に美しかった。
ずっとみていたい。
累「あっちにもっと花が咲いてる所があるんだ」
『そうなの!?みてみたい!』
累「A、はやくこっちにおいで。一緒に遊ぼう」
『うん、今行く!』
トテトテトテッ
『ねぇ、見て〜!あっちにあったお花で冠を作ったの』
累「綺麗だね。Aは凄いね花の冠なんて初めて見
た」
『凄くなんてないよ!簡単に作れるよ!私が教えてあげる。一緒に作ろ!』
『あ!そうだ!この冠、累くんにあげる!』
累「え、いいの?」
『うん!はい、どうぞ!』
ポスッ
累「に、似合ってる?」
『わぁ!綺麗だよ、すっごく!』
ズイッ←Aさんが累くんに近づいた音
累「っ…///!」
『?…どうかした?顔が赤いよ、大丈夫?』
累「だ、大丈夫、だよ」
Aは優しい。
僕が夜しか外に出ないと知れば、じゃあ私も!と、僕に合わせてくれる。
人間は夜に寝て、昼に活動するものなのに。
…無理させているのかな。
『まずお花を2本持って、ここで交差する!』
僕といて、嫌じゃないかな。
『次にこうやってくるってまいて、』
ずっと一緒にはいられないかな。
『その後…って、聞いてないな!?』
累「……え…あ…ごめんごめん。ぼーっとしてた。」
『も〜!きいててよー』
累「うん、もっかい教えて?」
『いいよ!えーと、まず……』
。。。
累「できた」
『上手!累くんは器用だねー!』
累「そう?上手くできたなら良かった。」
ポスッ
累「やっぱり似合う。綺麗だよA」
『え///な!なにいってるの///』
照れてる?
可愛い。
累「本当のこと言っただけだよ」
『累くんは大人みたいだなあ』
累「え、そうかな」
『うん!なんだか立ち居振る舞いが大人っぽくて、格好良いし、お化粧もしてるし!』
?、お化粧?
『累くん顔に紅い丸描いてるでしょ?眉毛のとことか、ほっぺのとことか!その色綺麗だね!』
累「あ、ありがとう」
そうか、この模様を化粧だと思ったのか。
なら、そういうことにしておこう。
『累くんの白い肌と髪は元から?』
累「そうだよ」
『私と同じだぁ!似てるね、私達』
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ゆい(プロフ) - ラムネさん» コメントありがとうございます!楽しんでいただけているようで作者とっても嬉しいです。最後まで更新頑張りますので、よろしければまたいらしてください! (2020年4月27日 14時) (レス) id: f9500abb8d (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ - 目からジュースうううう(´;ω;`)神作品だああああ (2020年4月27日 0時) (レス) id: 5678088658 (このIDを非表示/違反報告)
レイ@吐息厨イケボ(プロフ) - ゆいさん» 頑張ってください! (2020年3月13日 21時) (レス) id: 2343fa900b (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - レイ@吐息厨イケボさん» コメント嬉しいです!こんなに作品を愛してくれてありがとうございます!作者、感激です。更新頑張りますのでよろしければ、また読みに来てください。お待ちしています! (2020年3月13日 20時) (レス) id: f9500abb8d (このIDを非表示/違反報告)
レイ@吐息厨イケボ(プロフ) - もう、この作品大好きです!作者さん才能のかたまりですよ! (2020年3月13日 20時) (レス) id: 2343fa900b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆい | 作成日時:2019年12月31日 22時