完全妄想キメツ学園！

13 ページ15

天元☆
天元☆お前数学以外は満点だって?
瑞輝そうだよ。うるさい
天元☆補習楽しみだなぁ
瑞輝仕事しろクソ
天元☆ほんっと口悪ぃな
瑞輝そーですねー

天元ほんとうるさいんだけど？

ほんとにうるさいんだけど？



_____次の日

学校に着くと天元がニヤニヤしてた

もうあいつヤダ

廊下で校長とすれ違った

産「おはよう、瑞輝」

藤「あ、おやかt...校長先生。
　 おはようございます」

産「補習かい？」

藤「あ、はい。数学でテスト中に
　 寝てしまって」

産「頑張るんだよ」

藤「はい！」

教室に着くとすでに実弥がいた

不「オイオイ、
　 お前他のテストでは100点なのに俺の
　 テストでは赤点とはどォゆう了見だァ」

あ、怒ってる

藤「だってさぁ、実弥に会いたかったんだ
　 もん」

不「...さっさと終わらせんぞォ」

あ、スルーなんだ？

藤「はぁい」

テストが配られてそれで100点をとれと

簡単すぎたので5分で終わる

3分後くらいに結果が返ってきて、満点だった

不「お前...ほんと頭いいんだなァ」

藤「もう帰らなきゃダメ？」

不「じゃあ手伝ってくれるかァ？」

藤「ん、何を？」

不「俺の仕事」

藤「わかったー。何すればいいの？」

不「巡回」

へぇ

まぁ部活の人とかいるもんね

まず職員室に行くとまだ天元がいた

宇「あれ、終わったのか？」

藤「ん、まぁ」

不「こいつ、初っ端から満点取ったんで
　 明日から来なくていいことになってる」

宇「それはそれは残念だな」

藤「あ"？うるせぇよ」

不「お前口悪すぎだァ」

藤「ですね」

宇「おいお前、俺が言った時は直さなかった
　 くせに何故不死川が言ったら直すんだよ」

藤「人徳」

それで職員室は後にした

各フロアを回っていると突然地震が起きた

結構な揺れで立っていられないくらいだった

その時、図書室の方からキャーっと悲鳴が
上がった

この声...あ、一年生の子だ

多分...

揺れが収まっていないが、放って置いたら大変なことになるかもしれない

藤「実弥、行ってくる！」

不「は...おィ！待てェ！」

グラグラ揺れる中足を踏ん張って走る

ガラガラ！

藤「大丈夫？！」

ドアを開けるとそこには本棚から本が崩れ落ちていて身動きが取れない女の子とグラグラと今にも倒れそうな本棚があった

ガタッ

音がなり本棚が倒れる

咄嗟のことだったので考える余裕はなかった

14→←12

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す