43話 ページ44
sideA
A『よしよし。』
帰宅してご飯食べてお風呂入って寝る準備。
私物は返してもらいました。
玄弥は最後まで抵抗してましたけど…
玄弥「…やだ。」
A『じゃあ私は自分の部屋で寝ます。』
玄弥「…うぁ…」
どうしろと。
A『玄弥ぁ…返してください…』
玄弥「…や。」
なんでそんなに…
実弥「今後、姉ちゃんに抱きつくの禁止。」
玄弥「もっとやだ…」
実弥「姉ちゃんと一緒に登下校も禁止。」
玄弥「…やだ……」
実弥「姉ちゃんの飯食うの禁止。」
玄弥「やだぁぁ!!」
そんなに追い込まなくても……
玄弥「姉ちゃぁぁ!!兄ちゃんがいじめるぅ!!」
A『よしよし。』
抱きつかれました。
実弥「ほらよ。」
強引な手口……
A『あ、ありがとうございます……』
玄弥は手を伸ばして取ろうとする…
A『玄弥はお姉ちゃんよりこのハリネズミくん(ぬいぐる)が好きですか。』
玄弥は手を引っ込めて
玄弥「姉ちゃんの方が好き…」
また抱きつく姿勢になりました。
A『よしよし。』
実弥「それずっと持ってんな。」
A『物持ち良いですよね。』
ずっと昔、兄からの誕生日プレゼントです。
寝る時に抱くとちょうど良いので、いつも抱きしめてます。
実弥(こっち来る時も迷わず荷物に入れてたし、大好きかよ。)
side玄弥
玄弥「姉ちゃん…」
1番姉ちゃんの匂いするハリネズミくんは没収された。
姉ちゃんのご飯食えないなんて拷問だよ…
布団に寝っ転がる。
A『はいはい。もう寝ましょうか?』
玄弥「んー。」
俺を布団の上からトントンする姉ちゃん。
玄弥「……」
A『玄弥。』
玄弥「なぁに?」
A『可愛いです。』
なんだろ、嬉しいとモヤッとする何かが…!
でも久しぶりに可愛いって言われた…
A『私の弟はこんなにも可愛いんですよー……』
ね、寝言?
誰に言ってるの?
A『私の自慢の弟なんですよ…』
姉ちゃん、自慢してくれるの?
俺、姉ちゃんと違って勉強全然出来ねぇのに……
寝言を言いながら動く姉ちゃん。
ダメ、俺から離れないで。
姉ちゃんの腕を掴んで引き寄せると
力が強すぎたのか
柔らかい姉ちゃんの口が当たる。
玄弥「〜ッ!!」
姉ちゃんに事故チューされた!(正しくはさせた。)
玄弥「姉ちゃん…ぎゅうして。」
寝てるのに俺を抱きしめてそのまま眠る。
柔らけぇ……
実弥「おい、変態。」
玄弥「う、五月蝿い!!」
もう離れないでね。
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サツキ - 面白さと可愛さが半端ないです!それと、宇髄の字が違うのに気づきました…。 (2020年2月2日 1時) (レス) id: 4e7951c323 (このIDを非表示/違反報告)
夜月─《 *無人* 》☆(プロフ) - はあああああ、、くっそ可愛いかよ死ぬ (2020年1月17日 9時) (レス) id: 7f57af0fb7 (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑 - 自然ににやけてしまいました(°▽°)♪ 更新頑張ってください!続き、楽しみです!! (2020年1月12日 14時) (レス) id: 1f2db930a1 (このIDを非表示/違反報告)
するめ - 更新頑張ってください。楽しみにしています。 (2019年12月31日 22時) (レス) id: 5967363577 (このIDを非表示/違反報告)
梅干し太郎 - 面白かったです!玄弥と 実弥可愛過ぎこれからも頑張ってください!応援してます! (2019年12月30日 23時) (レス) id: 2e6efde964 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ペテン師 | 作成日時:2019年12月5日 21時