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15話 番外編?2 ページ16

side玄弥

「不死川ー。」

A『はーい。』

「不死川さーん。」

A『はーい。』

「不死川センパイ、ここ何すけど…」

A『あらあら、途中計算は合ってますよ。自信を持って大丈夫ですよ。』

姉ちゃん…

他の人ばっか……

「出来たらご褒美とかねーの?」

A『そうですねぇ。モチベーションが上がるものがあった方が良いですねぇ。』

「弟みたく、頭を撫でるとかさ。」

A『それでモチベーション上がるなら、私も負担ないですし、そんなもので良いのなら…』

!!

玄弥「ダメ!」

実弥「おい、玄弥。集中しろ。」

怒られた…

で、でも…!

A『玄弥、落ち着いて…』

玄弥「ダメ…」

姉ちゃんが他の人にベタベタ触るのは嫌…

でも、「なんで?」って聞かれたら困るし…

かと言って見て見ぬふりも絶対無理。

てか、想像だけでもう無理。

A『ど、どうしたんですか?』

姉ちゃんの手を引っ張る。

実弥「何してんだ、さっさと課題を…」

A『玄弥…良い子良い子。』

座らせて、俺を宥める姉ちゃん。

ふと、俺の課題に目を通す姉ちゃん。

A『あら、進んでますね。ちゃんと公式覚えてるみたいですし…』

姉ちゃん…

A『玄弥?』

姉ちゃんの服をぎゅうと握る。

姉ちゃんが他の人にベタベタ触るのもベタベタ触られるのも嫌なだけ。

それだけなんだけど。

玄弥「偉い?」

実弥「赤点取ってる時点で偉くねェよ。」

う"…

A『偉いじゃないですか〜。偉い偉い。』

姉ちゃんはやっぱり甘い。

優しくて甘い。

ニコニコして俺の頭を撫でる姉ちゃん。

A『兄さんみたいに厳しくするのも大切ですけど、兄さんは鞭と鞭みたいですから…』

こわ。

兄ちゃんの顔、般若じゃん。

玄弥「に、兄ちゃん優しいから好きだよ。」

A『なんて優しい弟なのでしょうか!』

姉ちゃんに対しては飴と飴だし…

A『良かったですねぇ。』

実弥「課題に集中させろォ…」

褒められる事に慣れてないからめっちゃ赤い。

腕で口元を隠してそっぽ向いてる。

「さねみん真っ赤じゃーん。」

「さねみん可愛い〜!」

実弥「課題に集中しろォ!」

そんなタジタジの兄ちゃんを優しい目で見つめる姉ちゃん。

玄弥「姉ちゃん」

姉ちゃんに耳打ちする。

玄弥「兄貴も姉ちゃんも俺の世界で1番好きな人。」

姉ちゃんの色白な肌が真っ赤になる。

実弥「何言ったんだァ。」

兄貴にも同じ事を耳打ちしたら2人して真っ赤になった。

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サツキ - 面白さと可愛さが半端ないです!それと、宇髄の字が違うのに気づきました…。 (2020年2月2日 1時) (レス) id: 4e7951c323 (このIDを非表示/違反報告)
夜月─《 *無人* 》☆(プロフ) - はあああああ、、くっそ可愛いかよ死ぬ (2020年1月17日 9時) (レス) id: 7f57af0fb7 (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑 - 自然ににやけてしまいました(°▽°)♪ 更新頑張ってください!続き、楽しみです!! (2020年1月12日 14時) (レス) id: 1f2db930a1 (このIDを非表示/違反報告)
するめ - 更新頑張ってください。楽しみにしています。 (2019年12月31日 22時) (レス) id: 5967363577 (このIDを非表示/違反報告)
梅干し太郎 - 面白かったです!玄弥と 実弥可愛過ぎこれからも頑張ってください!応援してます! (2019年12月30日 23時) (レス) id: 2e6efde964 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ペテン師 | 作成日時:2019年12月5日 21時

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