【鬼滅の刃】不死川の長女です。【キメツ学園】

28話 玄弥HappyBirthday編 ページ29

sideA

今日は1月の7日！

世間は七草粥ですが！

A『玄弥ぁ！お誕生日ですよー！』

実弥(テンション高ェ…)

玄弥｢ぁ…う…おはよ、姉ちゃん…｣

眠い目を擦って起きる弟。

A『お誕生日おめでとうございます、玄弥！』

玄弥｢うん、ありがとう。｣

下に降りて夜の下準備をしなくては！

A『ついでに兄さんも起きてくださいねー。』

実弥(ついで……)

玄弥(ついで……)


A『あ、もしかしてお友達と過ごされますか？』

ケーキとかは作らない方が良いですか？

玄弥｢ううん。家に居るよー。｣

玄弥(誘われたけど…炭治郎とかに…)


炭治郎｢玄弥！誕生日！？じゃあ祝おう！｣

玄弥｢いや、姉ちゃんにしてもらうから良い。｣

善逸｢ドシスコン…｣

玄弥｢あぁ"！？｣


A『あ、じゃあお友達呼びましょうか？ね、多い方が楽しいですもんね！』

玄弥｢じゃあそうするー。｣

実弥(Aが嬉しそうなのがそんなに嬉しいのかよ…)

A『何食べたいですか？なんでも作りますよ！』

玄弥｢えー…なんだろう…｣

一生懸命悩んでくれて

A『玄弥は可愛いですねぇ。』

玄弥｢可愛いじゃなくてカッコイイじゃ…ダメ？｣

そんなしゅんとされたら…

A『弟は可愛いんですよ。』

玄弥｢じゃあ兄貴は！？｣

A『兄さんを可愛いと言う人は変人か物好きか気の迷いに血迷った人です。』

玄弥(酷い言われよう…兄貴も落ち込んでるし…)

A『兄さんがカッコイイのは認めますけど…』

玄弥(立ち直った!!)

A『可愛いのは玄弥です〜。』

ぎゅうって抱きしめると

玄弥｢ね、ね、姉ちゃん！なんか鳴ってるよ！｣

あ、予熱終わったみたいです。

A『誰呼ぶか教えてくださいねー。』

アレルギーとかある人居るんですかね。

私は食べ物のアレルギーないから色々作りますけど…

玄弥｢プレゼントは？｣

もう…

A『せっかちさんねぇ。玄弥は。』

実弥｢抜き打ちの小テストでもしてやるかァ？｣

誕生日ぐらい優しくしたらどうです？

玄弥｢い、要らない…｣

あらあら…

A『玄弥、お部屋に戻ってみたら？』

実弥｢てんめェ…｣

怖い怖い。

ドタバタと慌ただしく2階の自室に戻る弟。

玄弥｢姉ちゃん！見て！これスゴいんだよ！｣

何が凄いのかはさっぱりですが、興奮していますね。

A『そう。良かったですねぇ。』

玄弥｢姉ちゃんのはー？｣

A『さぁ。』

実弥｢性格悪ィな。｣

兄さん程では。

29話 玄弥HappyBirthday編2→←27話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す