【鬼滅の刃】不死川の長女です。【キメツ学園】

24話 正月編2 ページ25

sideA

A『ただいま戻りました。』

実弥｢帰ったぞォ。｣

玄弥｢ただいまー!!｣

｢｢兄ちゃん/姉ちゃん!!おかえりー!!｣｣

ドタドタと廊下を走る弟妹が…

A『あらあら……』

｢お姉ちゃん！｣

｢髪をお揃いにしてー!!｣

妹に囲まれました…

A『母さんにやってもらったのでしょう？』

｢お姉ちゃんとお揃いが良いー！｣

｢お姉ちゃんと色違いにしたの！だからやってー！｣

A『ちょっと待ってて。』

台所へ入ると、

母｢あら。おかえりなさい。｣

母が笑って料理を作ってます。

A『一応、煮物と黒豆と…』

母｢えー！これ全部作ったの！？｣

そうですよ？

｢玄弥兄ちゃん！ゲームしよ！｣

｢サンタさんがゲームくれた！実弥兄ちゃんもやろー！｣

兄と玄弥は他の弟妹に捕まりました。

実弥｢へいへい。｣

玄弥｢へー。サンタさん来たのかー。｣

母｢花嫁修業しなくてもいいくらいねー！｣

ｶﾞﾀﾝ

母｢なんの音？｣

さあ…

｢玄弥兄ちゃん？｣

玄弥｢母ちゃん!!姉ちゃんはまだ高校生だぜ！？｣

母｢あら〜。お姉ちゃんがお嫁に行って欲しくないのね〜。｣

玄弥｢ち、違!!｣

｢お姉ちゃんはお嫁さんになるのー？｣

A『いつかはなりたいですねぇ。』

玄弥｢…｣

またぎゅうってされました…

A『あらあら。』

母｢お姉ちゃん大好きだもんね〜。｣

｢俺も姉ちゃん好きー！｣

｢姉ちゃんとケッコンするー！｣

あらあら…

実弥｢姉ちゃんとケッコンはやめとけ。｣

姉弟で結婚は出来ないですよ？

｢なんでー？｣

日本の法律上無理です。

実弥｢兄ちゃんと結婚するからな。｣

はい？

玄弥｢なっ！兄ちゃんと姉ちゃんは結婚出来ないでしょ！｣

そうですけど…

｢お姉ちゃん、まだー？｣

妹の髪をクシで梳かしています。

｢玄弥にーちゃん！おにーちゃんが来てるよ！｣

実弥｢オラァ!!｣

玄弥｢わざわざ俺を引かないでよ！｣

実家は賑やかですねぇ。

実弥｢ほらよ。｣

？

渡されたのはコントローラー。

A『私は良いですよ、母さんの手伝いを…』

｢姉ちゃん…遊ばないの？｣

｢お姉ちゃん、ゲームしよ！｣

えぇー…

一人用のホラーゲーム。

｢姉ちゃん！また青い人来たよ！｣

｢姉ちゃん！あっち光ってるよ！｣

玄弥｢姉ちゃん、武器こっちの方が戦闘力高いよ！｣

｢お姉ちゃん、宝箱通り過ぎた！｣


A『私は聖徳太子じゃない!!』

どうしろと。


実弥(癒し。写メ撮ろ。)

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