きらめく流星群の下、君に永遠の好きを誓った。 (ページ3)

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Meteor 3 ページ3

―？？side―

あ。またあの子見学してる。

名前何だっけ。1年の、カンミニの姉。

いつも見学してるけど、体調悪いのかな。

喋ったことないから、わかんないや。クラスも違うし。

うちの学校は全学年3クラスずつで、体育以外に他のクラスと合同でする授業がない。

だからあの子の名前も知らないし、体育でしか見たことがない。

？？「あの子、名前何だっけ」

　「え？あぁ、1年のカンミニの姉？」

？？「うん」

　「なんだっけ、1回聞いたことあるような気がするけど」

皆知らないのか、、、。

　「あ、俺知ってるー

　 Aだよ、カンA

　去年同じクラスでさー」

――――カンA。

見た目と同じで、きれいな名前だ。

　「なに？もしかして好きになっちゃった？

　やめたほうがいいよー、あの子、一人が好きっぽいし。

　話しかけてもあんま返してくれないしさ。

　あと、いろいろ噂あるしね」

？？「噂？」

　「知らない？弟と血つながってないとか。

　ま、それは性格が全然似てないからなんだけどさ。

　あと、援交とか？とにかくやめといたほうがいいと思うよ。

　まあセリムがそうしたいなら俺は止めないけど」

―――――――彼女にまとわりつく噂は

どこまで本当で、どこまで嘘なのだろうか。

ありもしない噂にまとわりつかれているなんて、彼女も大変だなと

このときの俺はそんなことを考えていた。