【刀鍛冶の里編】新居に引っ越したと思ったら、人が降ってきた(物理)。４

続　※以下しばらくシリアス注意 ページ37

『さて、そんじゃあ

食べ終わったらソロ曲の…』


と、


《〜♪》


『…ん？』


何か、電話鳴ってね？？？


『………はい？』


柚葉
「大変だ、早く来てくれ！！！」



(約二時間後)



『…え、それ、どう言うこと…？』


柚葉
「オレにも分かんねぇ。

仕事してたら、急に大きな音が聞こえて。

駆けつけたら、倒れてて……。

…でも、多分大したことない筈だ。

最近体調悪いとか言ってたらしいし、

貧血かなんかだと思う。」


『それなら、良いけど……』


《ガラガラ》


医者
「……ゆかりさんですが…、恐らく、大きな

精神的ショックが原因かと思われます。」


『精神的ショック…？』


柚葉
「！！！…確かに、倒れる直前、電話が

鳴ったから出てくる、と言ってました。」


医者
「それなら、その電話が原因でしょう。

何か致命的な病に侵されていると言う

訳ではありませんが、とにかく、

今は休ませてあげることです。」


『分かりました。』


医者
「それでは、失礼します。」


柚葉
「ありがとうございます。」


………………



『…一体、何があったんやろな…？』


柚葉
「さあ。オレはつい最近知り合ったばっかり

だから、あんまり分かんねぇ、かな…。」


『まぁ、それも、そっか……。』


…………


柚葉
「ま、何がともあれ、ただの、っつったら

あれだけど、脳梗塞とかやべーやつじゃなくて

ちょっと安心したな。」


『それはな。』


柚葉
「………ちょっと、飲み物買いに行ってくる。

何か飲みたいものあるか？」


『じゃあ……、…ミルクコーヒーで。』


柚葉
「了解。」


『はい、じゃあこれお金。』


柚葉
「おう、ありがと。」















にしても、ショックな話って、

何を聞いたんやろ。


根掘り葉掘り聞くわけにはいかんけど、

ちょっと聞いてみよっかな。

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