【番外編】夢主の取り合い 加州vs安定 ページ41
ここ数日、やたらとのんびり出来ないなぁ……。
戀とかこんちゃんで癒されてるとはいえ、流石にこれは疲れる…。
『最近は面白い事が何もないし、退屈だなぁ…』
何か面白い事はないかと思って立ち上がると、遠くから誰かが走ってくる音か聞こえた。
誰だろうと見てみると、走っていたのは加州さんで、手には何かを持っていた。
清「あーるーじー！」
『どうかしましたか？加州さん。』
清「むぅ……清光って呼んでって言ってるのに…」
『あっはははは！貴方達に興味は無いと言ったでしょう？』
そう言うと、加州さんは悲しそうな顔をした。
……そんな顔させるつもりはなかったんだけどなぁ。
ここの人達だって、別に私の事は何とも思ってないだろうから、こう言っても気にしないと思ってたから、ちょっと予想外。
『……あははっ！ごめんなさい。
そんな顔させるつもりは無かったんです。
貴方達が面白い限り、私が主を止めるつもりはありませんから、ご安心を。』
清「本当！？良かった……」
……別に私が主を止めたって、何とも思わないだろうにね。
『それで、どうしたんですか？』
清「あ、そうそう！実は、主に爪紅塗ってほしくて……駄目かな…？」
加州さんは恐る恐る紅い爪紅を私に差し出す。
成る程、これが爪紅か。これを塗れば良いんだよね？
『良いですよ〜！では座って下さい。』
清「！！！ありがと、主！」
大喜びしている加州さんの爪に、丁寧に爪紅を塗っていく。
こうして見ると、加州さんって意外と綺麗な手してるんだなぁって思う。
私は面白い事以外はどうでも良いから、そういった物に興味は全くない。
そう考えながら爪紅を塗っていると、また遠くから足音が聞こえてきた。
髭兄か膝兄かな？と思って視線を向けると、そこにいたのは大和守さんだった。
安「主ー、ちょっと頼み事が………って、何やってんの？」
『今は加州さんに爪紅を塗っているんですよ。』
清「安定はどうしたの？」
安「疲れたから、主に膝枕してもらおうかなって。」
清「はぁ？見て分かんないの？主は今俺に爪紅塗ってて忙しいの！」
安「それくらい自分で塗れるでしょ！
僕のは主がいないと駄目なお願いなんだからさ。」
『……あれ？結構盛り上がってますね。』
私が黙々と爪紅を塗っている間に、喧嘩はどんどんヒートアップしていたらしく、気が付いた時にはもう手が付けられそうにない状態だった。
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紅キ霧雨 - 小山さん» あっ、そうなんですか！？凄い貴重なご意見、ありがとうございます！！！危うくそれが定番だと思うところでした… (2018年7月8日 22時) (
レス) id: 68e7808bec (このIDを非表示/違反報告)
小山 - ちょこっとだけ指摘。加州と安定は喧嘩はしてもブス・メンヘラとかお互いを侮辱するような言い合いはしませんよ(^ ^)何でか二次創作ではよく見かけますがね…。 (2018年6月16日 23時) (携帯から) (レス) id: 46e1741f78 (このIDを非表示/違反報告)
紅桜 - 千本桜さん» ありがとうこざいます！！！面白いと言っていただけて嬉しいです！ (2018年2月1日 22時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
千本桜 - とても面白かったです！これからも更新頑張ってください！！お体ご自愛くださいね(*≧ω≦) (2018年2月1日 15時) (レス) id: e733f5adaf (このIDを非表示/違反報告)
紅桜 - 桜吹雪さん» リク了解です！今から更新して来ますので、少々お待ちください！ (2018年1月17日 17時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅桜 | 作成日時：2017年12月7日 7時
