怒りますよホークスさん ページ8
「可愛いでしょ？うちのサイドキック。ほら、この写真とか…」
『うわー！やめてください！ああー！』
公開処刑ってこの事だよ
――――――
ヒーロービルボードの発表が終わり、ホークスはエンデヴァーの控室へ行き、コメントについて軽く謝っている。鷹瀬はこの後の予定を確認する為、自分たちの控室に居ないホークスを探して会場を走り回っていた。
『すみませんエンデヴァーさん、ホークスさん見ませんでした…あ゛あ！』
「あ、鷹瀬」
話した事のない有名ヒーローが居る控室の扉を軽く叩き、控えめに尋ねながら部屋の中を覗けば、そこに居たのは紛れもなくエンデヴァーと鷹瀬の探し求めていたホークスだった。
ぜえぜえと息を切らしこめかみに青筋を浮かべる鷹瀬と見て、ホークスは「やべ」と声を漏らした。鷹瀬は基本的に温厚な性格で、怒るなんて滅多にない。しかし今回は勝手に鷹瀬を連れてきた上、今だって少々ほったらかしにしてしまっている。
しかしホークスは鷹瀬のなだめ方を知っている。
「鷹瀬、本当にごめんね。マグロ食べに行こっか？」
『うっ…(マグロ食べたい)』
微妙な雰囲気を醸し出す２人を見て、痺れを切らしたエンデヴァーが口を開いた。
「ホークス、誰だこの小さいのは」
『ちっ、小さい…』
ストレートにエンデヴァーの口から発された言葉は鷹瀬の心臓めがけて飛んでいき、音を立てて刺さった。ショックを受ける鷹瀬と呼ばれる少年を見て、エンデヴァーはしまったと心の中で冷や汗を垂らす。
「ああ、鷹瀬は俺のサイドキックです…あと身長の事はご法度で」
「すまなかったな鷹瀬。お前ヒーロー名はイーグルか？」
『…はい、そうですけど』
口を尖らせながら、ややご機嫌斜めの鷹瀬は声を小さめにして頷いた。
「さっきホークスの後ろに居た少年か…付き添いか？」
『はい、まあ…強制的にですけどね』
軽くホークスを睨み付けながらそう返す鷹瀬を見て、ホークスは目を逸らしながら何の事かと口笛を吹く。エンデヴァーは２人を見て「この２人大丈夫なのか」と少し心配になった。
「…ここら辺に良い寿司屋がある」
『…？』
視線をどこか下の方に移しながらエンデヴァーはポツリと呟いた。一体なんだ？と見上げる鷹瀬を見て、エンデヴァーは「まだ分からないのか」と言わんばかりに軽くため息をつき、また口を開く。
「マグロ、食べたいんだろ。行くぞ」
『…え？ええ？』
美味しい寿司を奢ってくれたらしい
――――――
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林(プロフ) - nanoka(*´∀｀)さん» ここまで長らくお待たせいたしました！完走できるように頑張りますので、何卒よろしくお願いいたします！ (2020年2月11日 18時) (
レス) id: e2467e6846 (このIDを非表示/違反報告)
林(プロフ) - (名前)えりなさん» お待たせいたしました！長い間全裸待機させてしまって申し訳ございません（ ; ; ） (2020年2月11日 18時) (レス) id: e2467e6846 (このIDを非表示/違反報告)
nanoka(*´∀｀)(プロフ) - お久しぶりの更新ありがとうございます！(？)ラストまで後少しなんですね…寂しくなります。これからもよろしくお願いします！ (2020年2月11日 15時) (レス) id: c7fdcaabfc (このIDを非表示/違反報告)
(名前)えりな(プロフ) - めっちゃ面白いです！！全裸待機してますので頑張ってください！応援してます！ (2020年1月3日 16時) (レス) id: f380eb65b5 (このIDを非表示/違反報告)
林(プロフ) - カラバコの中の子犬さん» 全裸待機して頂いてありがとうございます（；；）まだ結末を考え中ですのでもう少々お待ちを！ (2019年11月6日 20時) (レス) id: 14631dcafc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林 | 作成日時：2018年12月6日 2時
