生の証～終わりなんて、ない～【ARS】 (ページ13)

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奈々side

和「久しぶり」

奏「にのぉ～」

連絡先も交換し、グループチャット(的なやつ)を作った私たちは、同じ学園の小等部に通っているのがわかり、ある日の昼休みに合流した。

『久しぶり、カズ』

そういえば、片?茲をあげて微笑む。

和「後は、....翔さんと潤くんだけですか」

『すぐ見つかると良いよね』

奏「しょーくん....」

普通に喋ってても、6歳の言葉に聞こえるのは気のせいかな、智。

『それよりさ、私達みんな同じクラスランクだったんだよね』

和「今まで意識してなかったから気づかなかったんだ」

『そうそう。びっくりだよ』

奏「よく考えたらさ、俺ら大人だもんね」

『入試の時死にそうだった、ヒマすぎて』

和「まああんたの方が現役近いからね」

『JKだからさ』

そんな、たわいもない話を繰り広げる。

そんな空間が、やっぱり大好き。

雅「ところでさ、ニノ名前は？」

『聞いてなかったの⁉』

雅「忘れてた☆」

呆れ顔でため息をつく私、智、カズ。

和「フクダカズヤ。カズナリと同じ字で、和也」

まんまじゃーん、と突っ込みたくなるのを我慢する。

『では、改めて。佐藤奈々こと藤峰咲です』

奏「森野奏、大野智です」

和「映画のクランクインかよ(笑)」

『思った』

雅「朝倉雅です！相葉雅紀です！」

和「アイバカ声でかいって」

『アイバカうるさいって』

奏「アイバカ静かにしろって」

雅「あーもう！バカバカ言うなよ！」

「「「(笑)」」」

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