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sho視点
ﾊﾞﾝ!!!
扉を勢いよく開けた。やはりだ。あの子・・・エーミールが居た。ボロボロの姿で。
ｼｬｵ「エーミール！！！」
ｴﾐ「しゃ、おろんさ、ん？」
ｼｬｵ「良かった・・・生きてた。生きてたんか・・・」
ｴﾐ「おひ、さ、しぶり、で、、す」
ｼｬｵ「あんま喋んな！怪我が酷いんや！！」
ｴﾐ「ふふっかわ、りませ、ね」
ｼｬｵ「今すぐ医務室に連れていくから」
鎖を外して、エーミールを担ぐ。
ﾊﾞﾝ
ｸﾞﾙ「・・・何をしている」
ｼｬｵ「退けや。医務室に連れていく」
ﾄﾝ「勝手にするな！敵なんやぞ！！」
ｼｬｵ「敵？んなもん知るか！！エーミールがこんなにも怪我してんねん！！はよ退けや！！！」
エーミールが危ない。
ｿﾞﾑ「シャオロンどうしたんや！？いつもとお前やないで！」
ｺﾈ「敵なんやで？情報をはよ渡してもらって殺らなアカンやろ！」
ｼｬｵ「あ？エーミールを殺るつもりか？」
ﾛﾎﾞ「当たり前やろ！観光客なんやで！！」
ｼｬｵ「そうかそうか・・・。なら、俺はここを抜ける」
「！！？」
ｳﾂ「何言うてんの！？」
ｼｬｵ「エーミールを殺るつもりなら、俺はここを抜ける。別の所に行くわ。殺るんやろ？はよ退けや。こんな国出ていったるわ」
ｵｽ「させへんよ！お前は必要な人材なんやで！」
ｼｬｵ「俺の勝手やろ！俺ははよエーミールを手当てしたいねん！！お前らなんかより俺はエーミールが大切なんや！！」
ｸﾞﾙ「・・・分かった。医務室にすぐに通せ！」
ﾄﾝ「グルさん！？」
ｸﾞﾙ「早く行くぞ」
ｼﾝ「かなりボロボロだねぇ。命は大丈夫だよ。あとは起きるのを待つだけ」
ｼｬｵ「そう、か。良かった・・・」
安心感か力が抜ける。
ｼｬｵ「で？お前らは何でここに居るんや？」
エーミールを殺るつもりなら容赦はしない。
ｳﾂ「話聞きたくてな」
ｼｬｵ「・・・」
ｸﾞﾙ「話せ」
ｼｬｵ「はぁ。エーミールとは同郷やねん。よくいじめられてたな。よく俺が助けてん。まぁ簡単に言えば一目惚れしてん。やからずっと守って一緒に居てん。ある日戦争が起きたんや。そこで、両親は死んでん。俺らを守ってな。気付いたらエーミールが居なかったんや。嘆いたなぁ。気絶するまでずっとずっと探しててん。グルッペンに着いてきたのも、目立てばエーミールが見てくれて来てくれるかもって思ったからや」
ｸﾞﾙ「なるほど。初恋相手をボロボロにされてああいう事を言ったのだな」
続く
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ゆうき - 最高 (11月20日 2時) (
レス) @page1 id: 66b90cbef4 (このIDを非表示/違反報告)
ミタラシ - ひとらんらんの省略がひとらんですぞ (2022年5月19日 22時) (レス) @page2 id: df3995090f (このIDを非表示/違反報告)
里 - ひとらんでだいじょぶたとおもいますよ？ (2021年11月22日 21時) (レス) id: f204552409 (このIDを非表示/違反報告)
MIKI ☆ - ひとらんじゃなくてひとらんらんですよ？ (2021年8月13日 11時) (レス) id: db43ca0801 (このIDを非表示/違反報告)
KONKON - 突然ですが、移行する事にしました。移行するサイト名は『プリ小説』です。テンイという名前でやっています (2021年1月5日 23時) (レス) id: cd0e1db320 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KONKON | 作成日時：2020年12月3日 21時
