バナナミルクストロベリーショコラ ページ18
「えへへ、まさか本当に買ってもらえるとは…夢じゃないですかね?」
「夢だとしたらかなりインパクト抜群な夢だね…。」
あの後、マジで買ってくれたオレンジさん…ことハニーさんが服の入った袋(しかもラッピングされてた)を渡してくれた時には、惚れかけた。
何このスケルトン…お人好し過ぎない…(トゥンク
「でも、態々なんでラッピングなんてしたんですか?私、逆だったら絶対しませんけど、こんな奴に。」
「……そこも自覚あるのね;;まあ、ほら…一応女の子へのプレゼントでしょ?」
バチコーン☆とウィンク付きで言われた…こやつ、遊びなれているな?
「プレイボーイですね、オレンジさんって。」
「人聞きが悪いんだけど、そして俺はハニーね?」
「なんかオレンジさんがしっくりきちゃったんで、そう呼ぶ事に決めました!」
「……ハァ…お好きにどーぞ。」
溜息ばっかり吐いちゃって…幸せが全力疾走で逃走しちゃうよ?
「今さ、変なこと考えたでしょ。」
「いーえ、あそこのアイス美味しそうだな〜って思ってました。」
これはリアルな話だよ!
「………何食べたいわけ?」
そう言いながら財布を出し始めたオレンジさん。
「あ、大丈夫です!此処は私が奢ってあげますから!」
「………お金あるじゃない…。」
「まあまあ、細かいことは気にしなーい気にしなーい!そこのベンチで待ってて下さいよ!」
返事を聞く前に私はアイス屋さんに走っていった。
「お待たせしました!オレンジさんはこれです、ハニーレモンのアイス!」
「…おお…ありがとさん。」
「蜂蜜吸うくらいですからね、やっぱりこれしかないかなって!」
「……良く見てるね。」
「そうですかね?」
私はハニーさんの隣に座りアイスを食べ始めた、暫く黙って私を横目で見ていたハニーさんも食べ始めた。
「それ、美味しそうだね…何味?」
「バナナミルクストロベリーショコラです。」
「また凄いの買ったんだね。」
「あ、食べてみます?気になるなら。」(ズイッ
「……じゃあ、一口。」(ペロッ
「意外と可愛い食べ方ですね、舌でペロッて。」
「ギャップ萌えした?」
「まっさかー!ていうか、何気に間接キスしましたね私達!」
何だか可笑しく思えてしまって、私は笑顔でそうハニーさんに言った。
「…………。」
「……?どうかしました。」
「いや、別に…。」
急にそっぽを向いたハニーさん…なんだ、意味わからん。
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ラーメンうどん - 夢主ちゃんほぼ私なんだがどうすれば… (2020年12月14日 19時) (レス) id: 914ce260e9 (このIDを非表示/違反報告)
薇毘 - 夢主なかなかぶっ飛んでて草 (2020年8月23日 21時) (レス) id: 5fac1d7fb8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - カオスだよぉ カオスだねぇ?((^ω^≡^ω^))おっおっおっおっおっおっおっおっ (2019年6月21日 22時) (レス) id: 83fb9e2c17 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ丸(プロフ) - mk猫さん» 夢主「こ、ここここ心の準備しとかなきゃ!!」 (2018年8月3日 21時) (レス) id: 1bdc3befa6 (このIDを非表示/違反報告)
mk猫(プロフ) - レミィ「ラブちゃん、遂にあのB薬入りケチャップを使う時だ!」 (2018年8月3日 21時) (レス) id: 0ff543326a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くらげ丸 | 作成日時:2018年7月8日 16時