また溺れて… ページ41
何が起こったのか、全く分からなかった。
ただ、私の前にあるドギーの姿を見て咄嗟にドギーを押し倒した。
「………グッ……A……！？」
「………ﾊｧｯ……ﾊｧｯ……！」
ザクッ！
壁に深く突き刺さったのを確認して、私はタラリと冷や汗を流した。
あの時の光景がフラッシュバックして、震える体のままドギーを強く抱き締めた。
「良かった…良かった…！！」(ギュッ
「A…ど、どうして…？」
ドギーの問いかけに、私は答える事が出来なかった…そんな余裕が今はできそうにないんだ。
ああ、本当に良かった…どうしてなのかは分からないけど、それでも…助けられた…！
「何で…不意討ちだった筈なのに…！！」
驚愕した顔をしたドリーム君が、そう大きな声で言った。
「……っ……ダメだ！此処で諦める訳にはいかないんだ！僕が何とかしなくちゃ！」(バッ！
「………！…しまっ…！」
放たれた矢が、ロードの脚を刺し崩れ落ちるように倒れた。
「……く、そっ…！！」
「ロード！！」
「………ッチ……分がわりぃ！仕方ねぇが奥の手を使うぜ！」
errorの手から出された糸が、私を縛り上げ体の自由を奪う。
「error！？な、何する気なの！！！」
そういった私に、errorはただニッと笑ってみせるだけだった。
「おい犬野郎！テメェは精々自分のご主人様守ってな！」(ブンッ！
「……うわっ…！！」
勢いよく投げられた先には、見覚えのある黒い水溜まりが…私は成すすべもなく、またその中に溺れた。
「次は逃げんじゃねぇぞ、A。」
一体、あれは何だったんだろうか？
私が見た只の悪い夢？いや、きっと違う…夢なんかじゃ片付かない何か…。
ああ、ダメだ…もう考えられそうにない…。
真っ黒の視界の中、私は意識が遠退くのを感じながら眠るように沈んだ。
確かな違和感 ドリームside→←ｻﾞｻﾞｯ…ｻﾞｯ…ｻﾞｻﾞｻﾞｯ…
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雪猫(プロフ) - くらげ丸さん» ややややっとレスの仕方が分かったぁ…;;ノってくれるあたり大好きですよ?更新楽しみに待ってます! (2018年7月31日 10時) (
レス) id: b22f5b86db (このIDを非表示/違反報告)
くらげ丸(プロフ) - 雪猫さん» 誤字ばかりですみません…；；教えて頂きありがとうございます！……良いですよね、パピフリ（ボソッ (2018年7月31日 10時) (レス) id: 1bdc3befa6 (このIDを非表示/違反報告)
雪猫(プロフ) - 何回もコメントすみません…。僕は許さない キャラsideでパピルスがパピフリになってます…。…パピフリ良いですよね(ボソッ) (2018年7月31日 10時) (レス) id: b22f5b86db (このIDを非表示/違反報告)
くらげ丸(プロフ) - 闇鍋ソースさん» それは後々わかりますよ…！ (2018年7月21日 16時) (レス) id: 1bdc3befa6 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - くらげ丸さん» なんですと((((；ﾟДﾟ)))))))あとドリーム君、インク君置いて来てるならなんで連れてこなかったんだい？最悪死んじまうぜ？ (2018年7月21日 13時) (レス) id: 2d517edcfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くらげ丸 | 作成日時：2018年6月26日 20時
