クレイジーな世界 ページ3
「……おお…何て言うか、凄い世界だな…。」
「まあ、最初はそう思うだろうな…中々危険な場所だしな。」
ザクッと雪を踏み締めながら着地すると、目の前に広がっているのは見覚えのある雪原…違いがあるとするならば、少し塵が混じっている所だろうか。
あの頃の情景と少し重なって、オイラは思わず眉を寄せちまった。
成る程な…危険そうなのは、何となく分かったさ。
「パプ、オイラと手を繋ごうか…ほら。」
「………！お、俺様もう子供じゃないぞ！」
「ヘヘッ…オイラが甘えん"ボーン"なだけさ。」(ﾂｸﾃｰﾝ!
「姉ちゃんんんんんん！！！！！」
地団駄を踏みながらもギュッ！っと手を握ってくれる辺りが、流石オイラのリアルスターと言うべきか…控えめに言って尊いな。
「取り敢えず、進むとするか…。」
そう言って歩き出したサンズ…お前さん、ちゃっかりパピルスと手を繋いでるな。
「バハハハ！おいおい、サンズ…そんな仲良しこよしで歩いてるなんざ…まとめて襲ってくれって言ってるようなモンだぜ？」
突然聞こえてきた豪快な笑い声に振り返ると、これまた個性的な格好をしたスケルトンが立っていた…あー…その首輪は、そういう趣味なのか？
「ヘヘッ…久しぶりだな、マスタード…飲みに誘ったのはお前だろ？」
「そりゃそうだがよ…バハハ！」
マスタードって言うのか…取り敢えず、コイツが別世界のオイラらしいな…色んな意味で信じられないが。
そんな事をボーッと考えてたら、物凄い視線を感じた…何だ？
「……お前…。」
「あ？あー…オイラはAさ。一応、本当の名前はサンズだけどな、愛称でそう呼ばれてる。つまる所、お前さんと同じでオイラもAUの一人って訳さ。」
よろしくな？そう言ってウィンクを一つしてみたが…何故かマスタードはジーッとオイラを見たまま固まっている。
……やっぱり、この見た目じゃスケルトンには見えないか？
「まあ、信じられないかもしれないが…オイラはこれでもスケルトンだしモンスターで「お前、可愛いな。」………は…？」
……おいおい、今のは空耳か？
「Aか…なあ、お前俺と一緒にこれから「この愚兄がぁぁぁぁ！！」…グアッ！！」
何か言いかけていたマスタードが、突然現れた美しい脚に蹴られ雪にズベシャッ！とスライディンしていった…痛そうだな。
あ、でも顔は幸せそうだな…やっぱりそういう趣味か？
「……まあ、なんだ…なんともクレイジーな世界だな。」
隣にいたサンズが、苦笑いを浮かべていた。
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シナモンよりバタスコ - メア様とエラーは推しだが、こればかりは許せんな…do you wanna have a bad time? (2019年4月29日 18時) (
レス) id: 22c81e1746 (このIDを非表示/違反報告)
サン（さっさん） - サン「エーラーーさーんー?????ナーイートーメーアーさーんー?????なにたくらんでるんですか!?!?流石に兄弟殺しはダメだって!!!」 (2018年12月15日 11時) (レス) id: 2069e0c86c (このIDを非表示/違反報告)
くらげ丸(プロフ) - ナイフとパイさん» ナイトメア「そうか、そりゃ怖いなぁ？」 (2018年11月25日 0時) (レス) id: 1bdc3befa6 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ丸(プロフ) - mk猫さん» ナイトメア「おーおー、怖いこって」 (2018年11月25日 0時) (レス) id: 1bdc3befa6 (このIDを非表示/違反報告)
ナイフとパイ - くらげ丸さん» デス:ねぇ、タコさん。あの人に変なことしたら容赦なく特大最強魔法で君の存在なかったことにするからね？(ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ (2018年11月22日 6時) (レス) id: 865678efc6 (このIDを非表示/違反報告)
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