ハニー達と遊園地 ページ4
待ち合わせ場所の10分前に、私は到着した。
「……やっぱり、変じゃないかしら…この格好。」
車から降り、私は改めて自分の格好に目をやる。
上はシンプルに白のシャツにして、少しオシャレな感じのベルトをしたデニムのロングスカート。
足元は動き回るのを考慮して、ハイカットのスニーカーにした。
………まあ、色気なんて物は求めてなんてないわ。
「それに車を運転してくのは私だもの…あんまり凝った格好をし過ぎても、運転に支障をきたすわ。」
そんな事をモンモンと考えていると、遠くの方で呼び掛ける声が聞こえてきた。
「せんせーい!俺様来たのだぁ!」
「……せ、先生…何時もと全然違う…/////;;!」
「うっそ、Aどうしたのその格好…いや、似合ってるよ凄く。うん。」
「Aちゃん久しぶり!僕また会えて嬉しいよ!そうだ、ハグしよハグ!」
「おい、止めとけスマイル。……A、久しぶりだな。またイイ女になったじゃねぇか。」
上からベリー君、マスタード君、ハニー、スマイルさん、アンガーさん…それぞれ個性の溢れでている反応に、私は苦笑いを浮かべた。
「おはようございます、スマイルさん、アンガーさん。それに皆もおはよう。」
「おはようなのだ先生/////!」
「お、おはよう…ございますっ////;;」
「うん、おはようA。」
「あ、そういえば挨拶忘れてた!おはよー!Aちゃん!」(ギュッ!
「だからだ抱きつくんじゃねぇ!……はぁ…おはよう、A。今日はわりぃな、急に参加した上に運転まで任せちまってよ。」
真顔でスマイルさんを引き剥がし羽交い締めにしながらそう言ったアンガーさん…二人の仲は、うん。
相変わらずみたいだ。
「いえ、良いんですよ。私の車が一番大きかったですしね。」
一人暮らしなのにね…あれ、自分で言ってて虚しくなってきたよ。
「Aちゃんは相変わらず優しいね…って!痛い痛い!痛いってばアンガァァァア;;;!!!」
「こん位で喚くな、たく。」
いや、それは痛いと思いますよ私も…そんなギリギリ締められたら…。
「と、取り敢えず乗って下さい。」
ピッとドアを開け、皆に乗り込んでもらう…さーて、運転頑張りますか。
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stupid - 気長に更新を待と~ (2023年2月27日 22時) (レス) id: f2aba1d05a (このIDを非表示/違反報告)
名無しのアンテファン - 初めまして。マーダーの弟の呼び方をパピルスかファントムどちらかに統一しませんか? 多分パピルスなんだと思いますが、ファントムと呼んでいることもあったので...細かくてすいません。 (2021年1月4日 2時) (レス) id: 221642b7d6 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ丸(プロフ) - オスカーさん» アズゴア「……ヒッ…。」 (2018年11月20日 10時) (レス) id: 1bdc3befa6 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ丸(プロフ) - 闇鍋ソースさん» アズゴア「えぇ!?そ、そんな事してないよ!!?」 (2018年11月20日 10時) (レス) id: 1bdc3befa6 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ丸(プロフ) - ヴァインズさん» アズゴア「……?」(ブルリ (2018年11月20日 10時) (レス) id: 1bdc3befa6 (このIDを非表示/違反報告)
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