学園ヘタリア★菊の妹。

第十一話：生徒会。 ページ14

貴「だから私は行かないのです！

手を離してください！」

な、なんだ！？なんでこんな口調に…！

日「Aは私の妹です。

染まりやすいんですよ！」

貴「それは断じてありません！」

ハン「良いじゃない！ますますばれにくくなったわよ！」

イタ「ヴェ〜、そうだよ！だから行こうよ！生徒会！

本当は誰にも見せたくないけどね」

ハン日「黒フェリGET！！」

…馬鹿は放っておこう。

貴「…じゃあさっさと行って帰ってきます。良いですね？」

ハン日イタ「了解！」

〜生徒会室前。〜

ハン「たのもー！！」

日「ズバリ、どなたでしょう！？」

イタ「俺もいるよ〜」

イギ「…どうみたって日本とハンガリーとイタリアなんだが？」

フラ「なに言っちゃってんの、イギリス！

後ろに可愛い子ちゃんがいるじゃない！

ねえそこの君、今夜お兄さんが可愛がってあげようか？」

断る！…じゃなくて、声色変えなくちゃな。

貴「結構です。」

アメ「う〜ん、でも誰なのか全くわからないんだぞ！」

アイヤー！と、叫び声が聞こえた。

？「可愛いある！！お持ち帰り決定あるね！」

中国だ・・・。絶対。

中「我、中国ある！名前、何ある？」

ロシ「ごめんね中国君、その子は僕の所にくるんだ。

なんでそんな恰好してるかしらないけど、似合ってる。ねえ、A？」

やっぱりコイツに一番に見破られたか・・・。

ていうか、お前のせいだろ！？

貴「・・・証拠はあるのでしょうか？」

ロシ「え？僕、昔君が髪おろしてるの見てたよ。

あ、それで足りないなら〜」

まずい。この展開は全くもってまずい・・・！

貴「ちょ、ひゃぁあああ///！」

貴ロシ以外「え？」

ロシ「ほら、やっぱりAだった。

僕を挑発するのがいけないんだよ？」

ハン「ロシアさん今何やったの？」

日「ていうか赤面のAがふにゃふにゃってロシアさんの腕の中！ｋｔｋｒ！」

ロシ「知らなかったの？Aは耳が極端に弱いんだ。

ちょっと耳に息を吹きかけただけでこうだからね」

貴「うるさい！何、人の弱点を・・・//」

グイッ。腕を掴まれ体が宙に浮く。

貴「何？//」

振り向くと・・・。

第十二話：「お姫様抱っこ」というもの。→←第十話：漫研。

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