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ページ46

私は気落ちしながら北の方にいる、宇髄さんの所に行く
まあ、宇髄さんに会いに行くわけじゃなく、厠がそこにあるからなんだけど。。
厠の傍で宇髄さんは退屈そうに欠伸をしていた

「す、すいません。ご苦労様です」

「まあ、お前が安心して眠れるなら、そうでもねーよ」

「ありがとうございまーーっ!!」

お礼を言おうとした瞬間、結界の呼び鈴が鳴り出した
それを聞いた瞬間、宇髄さんは玄関のある方に走り出した
私もその後を追う
そこにいたのは…


「凄い人数だね、何かやってたのかな?」

お館様だった。。

呼び鈴を聞きつけてやってきた他の柱もざっと頭を下げる
私は頭を少し持ち上げ

「な、何故、お館様がここに?」

「ああ、この子の様子を見に来たんだよ」

お館様の腕には一匹のカラスがとまっていた

「Aのカラスはもう、歳だからね、新しいカラスが必要だと思ってね」

じゃ、じゃあ今までの視線と言うか、気配はこのカラスだったのか!!


私は帰っていく柱達にぺこぺこと頭を下げながら、お館様を産屋敷亭まで送っていた
カラスで警戒して、柱の皆集めるなんて、同じ柱として恥ずかしいし、未熟だ;

「すいません、まさかカラスの気配だとは思わなくて」

「いや、柱の結束が固いようで私は安心したよ」

そう言ってニコリと笑うお館様に私は深々と頭を下げた

「あ、あのご迷惑でなかったら手を引きましょうか?」

「ああ、悪いね、目が悪くなってしまってね」

私はお館様の手を取り一緒に歩く
なんか、気恥ずかしいな

「そういえば、A、2日前に購入した櫛は使ってるかな?」

「えっ…?」

2日前……確かに町で櫛を購入したけど、あの時は柱やお館様は誰も居なかったはず

「昨夜食べた甘味は美味しかったかい?私も食べてみればよかったかな」

なんで、私しか知らない事をお館様が知っているのだろう…
繋いだ手がどんどん冷や汗をかいていく
心臓もドキドキと鳴り出す

「大丈夫だよ、私がずっと見ていたからね」

まさか、あの気配って…カラスじゃなくて…

「あっ・…あ、あの、お、お館様」

声が震える、まさか全部全部……お館様が…
提灯の火だけが、お館様を照らす


「これからも、見守っているからね…ずっとずっと」


繋いだお館様の手は驚く程冷たかった。


………
美桜様リクでした。
ギャグになると思ったら、ホラーになった‥のかな?

この小説の続きへ→←ちゃんと見てるよ・お館様・ヤンデレホラー?(美桜様リク)



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設定タグ:鬼滅の刃 , 夢小説 , 逆ハー   
作品ジャンル:アニメ
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無一郎 - はじめまして。リクエスト良いですか?無一郎と夢主でピンクをお願いします。 (2020年11月21日 3時) (レス) id: 16e352d00b (このIDを非表示/違反報告)
きく猫(プロフ) - りなさん» こちらこそ、リク有難うございますヽ(*´∀`)ノ (2019年8月19日 5時) (レス) id: 3ef4a4676f (このIDを非表示/違反報告)
りな - きく猫さん» 書いてくださりありがとうございます!!凄く良かったです!!応援してます!! (2019年8月19日 2時) (レス) id: 55c1958e88 (このIDを非表示/違反報告)
きく猫(プロフ) - 美桜さん» リク有難うございます ^^) _旦~~頑張って書いてみます!載せる時は弐の方に載せたいと思います。 (2019年8月18日 17時) (レス) id: 3ef4a4676f (このIDを非表示/違反報告)
きく猫(プロフ) - 美桜さん» こちらこそ、有難うございます!ギャグにしようか迷ってたらお館様が大変な事になりました(;^_^A (2019年8月18日 16時) (レス) id: 3ef4a4676f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きく猫 | 作成日時:2018年8月13日 10時

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