episode.301 ページ29
なぜか制服に着替えて、荷物を抱える息子を見ればそう聞くのも当然だろう。
デュースは母親に聞かれ、しばらく黙っていたが決意を決めた顔をしてこう言った。
デュ「母さんごめん、今マブがピンチみたいなんだ……ちょっと助けてくる！」
母「そうなの？よくわからないけれど、気をつけてね」
デュ「ああ！」
デュースの母親はイマイチよくわかっていなかったが、息子の気迫を見て真剣なんだなと理解し見送った。
デュースが家を出て走り出すと、スマホが突然鳴り響く。
PPPPPP！
デュ「うお！？な、なんだ……？ハッ！まさかコトハ達の身に何か……！？」
P！
エ『もしもーし、オレ。エースだけど』
デュ「エース？」
ユウか言葉が危険な目にあって、連絡してきたのか！？とデュースは慌ててスマホを押すと連絡してきたのはエースだったようだ。
エ『なに？何か期待はずれ〜みたいな声しちゃってさ』
デュ「どんな声だそれは！？じゃなくて、何の用だエース。僕は今からナイトレイブンカレッジに……」
エ『あ、お前も行こうとしてた感じ？実はオレもなんだけど』
デュ「は？エースも？」
エ『いやだって、ユウ達がスカラビア寮に捕まったなんてメッセ送ってくるから……なんか嫌な気がして………』
デュ「お前………案外いいヤツだな」
エ『はあ！？何寒い事言ってんの！？そんなんじゃないから！ホリデー中別に出掛ける事がないからちょっとした暇つぶしに行ってやろうと思っただけだし！！変な勘違いしないでくんない！！？』
デュ「そんな必死に隠そうとしなくても………逆にバレバレなんだが………」
エ『だから隠してないって！！んでどうすんの！？行くの！？行かないの！？』
デュ「いや、僕は最初から行く気なんだが………たく、ここでウダウダしてても仕方がない。とにかく合流しよう」
エ『お、おう』
妙に焦りだしたエースの声に呆れたような顔をするデュースだったが、とりあえず彼と合流する事になり集合場所を確認した後スマホを切って、走り出すのだった。
同時刻、スカラビア寮の空き部屋。
言葉の部屋でなく、ユウとグリムが滞在している部屋だ。
ユ「……よし、エースとデュースに連絡したっと」
グ「まあ、アイツらが来た所で何もできねーとは思うが状況が状況だから仕方ねえんだゾ！！」
ユ「コラ！そう言う事言うんじゃないの！……はあ、なんでこんな事に……」
グ「オメーがジャミルの頼みを聞いたからなんだゾ」
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るーるる(プロフ) - 橋本アリィちゃんさん» 初めまして！コメントありがとうございます！！誤字脱字が多い作品ですが面白いと言っていただけて嬉しいです(*´ー｀*)これからもよろしくお願いします！！ (2022年6月4日 19時) (
レス) id: a237b45332 (このIDを非表示/違反報告)
橋本アリィちゃん(プロフ) - 初コメ失礼します！とても面白かったです！続きを楽しみに待っています！(*´ω｀*) (2022年6月4日 18時) (レス) @page14 id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
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