歪みの国の少年少女 14 (ページ21)

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美貌の圧制者 154 ページ21

？「あ〜先輩たち、ここにいたんですね。探したんですよ〜」

全員「！」

ドワーフ族7人が拳をあげて声を揃えてると、ある声が響き全員が振り返った。
そこにいたのは

ス「あ〜ミウちゃん」

ド「ミウさんどうしてここに？ネージュと一緒にいたんじゃ……」

金色のツインテールを揺らして、可愛らしい笑みを浮かべる少女・ミウを見て皆はそれぞれ反応をする。

ミ「先輩達が一斉にいなくなるからネージュ先輩に頼まれて探しに来たんですよ〜それに、先輩達可愛いから誘拐されたんじゃないかって思って心配してたんですからね〜」

グ「男に可愛いなんて言うんじゃねえ！」

ティ「ひゃああ……恥ずかしいぃ」

ド「誘拐だなんて………あ、そう言えば。先程、ナイトレイブンカレッジの方達にあったのですがその時会いましたよ。唯一の女子生徒さん」

ミ「！」

ドミニクの口から出た“唯一の女子生徒”という単語を聞いた瞬間、ミウは驚いた顔をして思わず口を閉じる。
そんな彼女に気づかずドワーフ達は話を続けた。

シェ「へえ……ナイトレイブンカレッジにもいたんだ……」

ホ「どんな子だったの？」

グ「アイツは女、男以前に人間じゃねえ！やべー奴だ！！」

ティ「に、人間じゃない！？ひゃああ！怖いよ〜！！」

ト「えー？人間じゃなかったの〜？」

ス「ん〜？人間だったと思うよ〜？」

ホ「どっち？」

ド「コラ！勝手な事言わない！！すみません、ミウさん。私が思うに彼女は凄く自由で元気な方だと思います。ミウさんと仲良くなれるかもしれませんね」

ミ「……………………」

ド「ミウさん？」

ミ「………それは楽しみ～！ミウの友達になってくれるかなぁ？」

ド「きっと大丈夫ですよ。ハッ！なんやかんやでもうこんな時間！みんな、ネージュの所に行きますよ！」

ドワーフ「はーい！」

ドミニクを筆頭にゾロゾロと歩いていくドワーフ族7人を見つめた後、ミウは可愛らしい笑顔から真顔に表情を変える。

ミ「やっと会えるね…Aちゃん、ううんA」

ー東校舎通路ー

「マイケルジャクソン！！」

リ「！！？」

「ふへ～誰かが僕の噂をしている気がする」

リ「今のはくしゃみだったのかい！？」

謎の言葉を発したAだったが、実はくしゃみだった事にリドルが負けないくらい大きな声で突っ込んでいると前から見覚えのある2人組が歩いてきた。

ケ「あっ、トレイくん、リドルく～ん！やほやほ～♪」

ぴ「けー！」

ケ「ヤッホーぴぃちゃん♪元気だね〜」