美貌の圧制者 152 ページ19
グ「だから余計な事言うんじゃねえ！！」
リ「すまない……キミたち、探し人がいるなら早く探しに行った方がいいんじゃないか？」
ド「そうですね。ナイトレイブンカレッジの皆さん、チェーニャ先輩ありがとうございました。では！」
ス「トカゲさん、ばいば〜い」
ぴ「ばいば〜い」
バタバタバタ！
チェ「アバヨ〜っと」
ト「チェーニャ、彼らと知り合いだったんだな。助かったよ」
チェ「アイツらはウチの学校の2年生だで。顔くらいは知っとるよ。それに俺、道案内は得意だからにゃあ」
リ「ひさしぶりだね、チェーニャ」
チェ「おーリドル。おみゃーも元気にしてたかにゃ」
落ち着いた所で、リドルは幼馴染であるチェーニャに声をかけるとチェーニャも嬉しそうに耳をピクピク動かしながら返事をする。
チェ「去年の『なんでもない日』のパーティーぶりか？結局ホリデーは一度も顔をださんかったじゃにゃーの」
リ「ああ……………連絡をくれていたのに、不義理をしてすまなかったね。ボクは特に変わりないよ」
「じゃっかん、背が伸びたくらいだ」
リ「！」
チェ「誤差じゃにゃーか？」
リ「な！たとえ1cmでも伸びた事に違いない！！」
ト「まあまあ、リドル。チェーニャ、悪いけど運営委員の仕事の途中なんだ。開場直後でバタバタしてるし、ゆっくり話をするのは後にしよう」
チェ「そりゃご苦労さん。そいじゃあ、俺は退散するかにゃ〜」
すぅ……
チェーニャはニコニコしながら言うと、どんどん彼の体が透き通っていく。
それを見たリドルは慌てて彼に言った。
リ「チェーニャ、そのユニーク魔法で他の来場者をおどかしてはいけないよ！」
チェ「そいつは俺の気分次第かにゃあ〜フンフフ〜ン♪」
「待て、アルチェーミ・アルチェーミエヴィチ・ピンカー」
チェ「んぅ？なんにゃあ？」
「以前会った時、手土産を忘れなって言ったはずだ。早く手土産くれ」
ト「そう言えばそんな事言っていたな………」
チェ「え〜……じゃあ、これで」
そう言ってチェーニャは消えかかっていた腕を出して、Aの手のひらに何かを乗せた。
皆はなんだ、なんだと近寄り彼女の手のひらを見るとそこには…
そこらに落ちてる微妙に形が歪な石だった。
「……何これ」
チェ「なんか変な石。そこらに落ちてた」
リ「だったらその石は手土産でなく、ナイトレイブンカレッジ内に落ちてた石を拾ってAに渡したって事になるが……」
「やったね、超レアな石！」
リ「ええ……」
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アイオラ(プロフ) - だいちゅき…続き楽しみです‼︎ (2023年4月2日 7時) (
レス) @page29 id: 16c3024cd1 (このIDを非表示/違反報告)
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